http://www.shikoku-np.co.jp/sports/general/article.aspx?id=20100514000239
http://www.daily.co.jp/newsflash/2010/05/14/0002980767.shtml
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010051416222329/
http://www.asahi.com/sports/update/0514/OSK201005140044.html
■概略
プロバスケットボールbjリーグ所属の高松ファイブアローズの運営会社
「スポーツプロジェクト高松」(高松市)が14日、高松地裁に自己破産を申請した。
負債総額は約5千万円。代理人によると、開始決定は来週にも出される予定。
同社によると、最大のスポンサーだった穴吹工務店が経営悪化により撤退。
広告収入が激減し、資金繰りが悪化した。14日付で事業を停止、チーム所属の
選手やコーチ、従業員も同日付で契約解除か解雇したという。
bjリーグは2005年に始まった男子バスケットボールの日本初のプロリーグ。
高松はリーグ創設2年目の06年から参入し、同年に準優勝。
今季は西地区で最下位に終わり、プレーオフ進出を逃した。
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うーん、3年後にはbjとJBLが統合する話も出てきた中での破産・・・
残念。
1口1万円の個人スポンサーを募って、頑張っていたのに・・・
ぶっちゃけ話、
バスケ、bjに限らず、チームやクラブの同様な事は、今後も発生してしまうと思います。
経済状況も大きく影響していますし、
熱意・根性のスポンサー獲りでは限界があるし、
単純なセールスシートでは企業スポンサーは獲れない。断言できます。
不況とは言え、
Jやbjなどを始めとする、新しいチームを作ろうとする動きが非常に多いです。
昨日も、某県で新たに立ち上げる話を聞いてきましたし・・・
ただ、作る前に、もっと詳細を詰めてほしいですよね。
熱意・根性・コネクションを企画書にすることは可能ですが、
いざ運営するには、競合対策まで記載しなくてはならない事業計画書が必要ですし。
最近は、
クラブやチームのスポンサー営業マンがCSRをキーワードに売り込む例が多いですが、
CSRで企業は何を求めているか、本当に分かっているの?と問いたくなるケースもあるし。
企業は、清掃活動や環境活動を何の為にやるのか?
地域の人々のレピュテーションが目的?
いえいえ、そうじゃないと思いますよ・・・
多角的な視点で見ても、
今後、高松と同じような事が起こる確率は、残念ながら高いです。
バタバタ倒れる事はないでしょうが(各地域の大御所が動くケースもあるから)、
確実に、今後ゼロという事はないでしょうね。
現場を見れば見るほどに、そう思えてしまいますし。
だからこそ、各チームは、ドラスティックな改革をしたり、
少しずつでも、手法を変えてみたり、
策を打つ事が必須なはずです。
既に高松の選手達は、移籍やらトライアウトやらセカンドキャリアやら、
慌ただしい動きに入っていると思いますが、
選手も、フロントを良く見ないといけないかもしれません。
選手の情報武装・・・これ、必須です。