http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100311/sty1003112028006-n1.htm
■概略
「日本のスポーツ強化費」について、1145人(男性875人、女性270人)から回答。
「国は強化費を増やすべきだ」「カネをかければ強くなる」と回答したのはそれぞれ6割強、
「緊縮財政の下、スポーツを特例にすべきでない」は賛否が分かれました。
(1)国は強化費を増やすべき? YES→66%、NO→34%
(2)カネをかければ強くなる? YES→66%、NO→34%
(3)緊縮財政の下、スポーツを特例にすべき? YES→46%、NO→54%
国策でヒーロー誕生を
・欧州在住・男性(73)「スポーツ振興は、子供や若者の体力向上や精神を鍛える効果。
メダル獲得でヒーローやヒロインを生み出せば、国民全体の誇りにもなり若者に希望を
与える。今の日本には国策として金をかけて英雄を生むことも必要だ」
・秋田・男性(50)「各協会や役員の為でなく、選手個人に行き渡る金の使い方を」
・滋賀・主婦(34)「国によって、小学生からスポーツ英才教育をしている。日本では競技に
よっては自らスポンサー探しに奔走しなくてはならない。そんな環境ではメダルを狙えない。
日本の選手たちは本当に頑張っていると思う」
他国のまねをするな
・大阪・男性(41)「国民は全種目の金メダルまで望んでいない。競技人口、選手の成績、
国民の支持率で予算に制限、格差が出るのは当然だ」
【国の五輪選手強化費】
国立スポーツ科学センター調査によると、平成20年の諸外国の年間五輪強化費は、
ドイツ270億円、米165億円、中国106億円、韓国150億円に上るとみられ、
世界の中で日本の強化費は「低い」と指摘する声もある。
昨年の行政刷新会議の事業仕分けでは、JOC選手強化費など国庫補助金が削減対象
となり、五輪メダリストらが抗議会見を開くなど話題を集めた。
文部科学省は来年度予算案で、スポーツ関連予算全体として過去最高の227億円を計上。
五輪選手強化に充てる国際競技力向上関係予算は前年度比2割(27億円)増の163億円。
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ノーコメント。