http://gendai.net/news.php?m=view&g=syakai&c=020&no=44910
■概略
返すあてのない6.9億円の借金
◇別のイベント委託で補填?
大失敗に終わった2016年東京五輪の招致活動は、招致委員会の6.9億円の赤字を
大手広告代理店「電通」からの借金でとりあえず穴埋めした。
税金投入が避けられたことで、石原都知事は一息ついているようだが、この借金、
現実には返すあてがない。そこで、石原都政は、「トンデモナイ奇策を練っている」という。
「庁内複数の局に分散するスポーツ関連事業を1カ所にまとめ、新組織『スポーツ局』の
設置を検討しています。スポーツ局には、五輪招致関連だけでなく、
国体・障害者スポーツ大会推進部、東京マラソン事業担当、スポーツ振興部等が入る。
表向きは『2013年の国体実施に向けての組織強化』とする。しかし本当の目的は、
スポーツ局が事業予算を一手に抱えて、借金のある電通にPR事業を委託する算段」。
電通から借金したものの、「返せるあてはなく、2、3年後に招致委員会は自己破産で
借金を踏み倒す」というのが大方の見方。
そこで、不良債権になる電通に対し、別の方法で補填するのが、「スポーツ局」設立の狙い。
東京都の五輪招致費には特命随意契約が9割近くあり、そのうちの91%が電通だった。
監査報告では「公正性・競争性・経済性の観点から、事業者選定」と指摘されている。
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頑張って下さい。