■ソース(2010年2月23日17時8分・朝日新聞)
http://www.asahi.com/olympics/columns/from_vancouver/TKY201002230298.html
http://203.216.208.174/siyanks/article/121
■概略
僕はこれまで本当に多くの方にお世話になった。地元の方々、応援してくださった皆様、
用具の面倒を見てくださる方、日本オリンピック委員会(JOC)の皆さん。
すべての人の支えがあって、4大会連続五輪出場、金、銀、銅メダルの獲得があった。
不遜かもしれないが、申し送りをしておきたいことがある。
少し、厳しい言い方になる。が、聞いていただければ幸いだ。
日本はまだまだスポーツ後進国というしかない。
五輪の期間中、国中が注目しメダルの数を要求される。
選手が責任を感じるのは当然だが、ノルマを課せられているような感じにもなる。
それまでの4年間のフォローを国やJOCはきちんとしてきたのだろうか。
政府の事業仕分けが行われ、スポーツ予算は削られる方向になった。
全体的な削減は仕方がないとしても、仕分けの仕方は適切だろうか。
例えばお隣の韓国はスポーツ先進国になった。
国威発揚という特殊な事情があるにせよ、お金の使い方が違う。
日本には国立スポーツ科学センターがある。韓国にも同じような施設がある。
韓国ではそこに選手が集められ、招集された時点で、日当が出る。
日本では利用するのに料金が発生する。
韓国ではもし、メダルを取れば、ほぼ生涯が保証されるのに対し、
日本の報奨金は多いとは言えない。
バンクーバー五輪では、JOCの役員、メンバーが大挙して現地入りしている。
予算は限られている。そのため、選手を手塩にかけて育てたコーチや、トレーナーが
はじき出され、選手に快適な環境を提供できていない。お金の使い方が逆だろう。
競技スポーツだけではない。「1人1ドルスポーツの予算をつければ、医療費が3.21ドル
安くなる」という統計を見たことがある。ヨーロッパではスポーツ省のある国が多い。
スポーツを文化としてとらえる発想が根付いているからだ。
生涯スポーツが、また競技スポーツのすそ野となる。
五輪の時だけ盛り上がって、終わったら全く関心がないというのではあまりに悲しい。
日本にスポーツ文化を確立させるため、国もJOCも努力を惜しまないでほしい。
(長野五輪金メダリスト・清水宏保)
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先日の記事の原文記事を見つけました。
清水宏保選手の強烈なメッセージと、あちこちで言われていますが、
別に、今の時代なら普通じゃないですかね。
スポーツ界だけでなく、多くの業界でも同じような課題があり、
それが情報公開される仕組みもあるし。
清水選手の、選手側の意見としては、ごもっともです。
ちなみに、事業仕分けの件は・・・
・JOC=¥25億8800万(09年度から1億2600万円減)
・日本体育協会=¥5億6900万(09年度から3400万円減)
文部科学省競技スポーツ課
・五輪を目指すトップ選手強化や遠征費=¥12億維持
・有望選手育成のエリートアカデミーやコーチアカデミ=削減
・競技力向上のナショナルプロジェクト=¥24億(09年度から18億拡充)
スポーツ関連予算全体では、約2億円増の¥227億。
五輪アスリート周辺資金は微減に過ぎず、全体では増えています。
問題も本質は、使途です。
他国に比べたら、日本のスポーツ予算は元々少ないので、
増額してもいいはず。
公共事業等、無駄な金ばかりなのだから、それを無くせばスポーツ予算位出る。
(建築界を始め、色々と無駄な金を直接見てきましたが、
何で民主は、そういう所を攻めないのか不思議で仕方無い(笑))
アスリートも、事業仕訳でパフォーマンスする事がどういう事なのか、
もっと本質を考えて、真の変革を訴求したらどうですかね?
清水選手は、出る杭で叩かれるのかな?
変革という観点では、悪者を買って出て発言しているのだから、
評価させるべきだし、変革コンサルでもやればいい。
それが、スポーツ界を変える事になりますしね。
その為には、いい意味で、メディア、世論を巻き込む事ですよね。
99%の選手がPush型企画書・価格不相応で成約できない→ここを改善すれば獲得率は上がる!
2010年03月02日
金メダリスト・清水宏保「スポーツ後進国 日本」
スピードスケート、強化費に“30歳定年制”導入
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20100301-OHT1T00254.htm
■概略
日本スケート連盟が、2014年ソチ五輪を目指すスピードスケート選手を対象にした
新たな強化育成制度を来季から設ける。
メダル獲得に一点集中した「ソチ五輪対策強化指定制度」で、バンクーバー五輪に
15歳で選ばれた高木美帆(北海道・札内中3年)ら、若手有望選手に強化費を当てる。
これまでなかった年齢制限も設け、ソチ五輪時に30歳以下の選手を対象に、
今大会以上のメダル獲得を狙う。
“30歳制限”の新強化制度はベテランには厳しくなる。
具体的には、現行の強化A指定で月20万円支給される強化費が止まる。
ソチ五輪時に、男子500m銀の長島圭一郎は31歳、13位及川佑は33歳。
6度目の五輪を目指す岡崎朋美は42歳、団体追い抜き銀の田畑真紀も39歳。
1年ごとに査定を行い、実績のある30歳以上の選手は考慮するが『アスリートは強い者
しか生き残れない』という大原則は貫く。7月1日から新制度を始めたい意向。
◇ソチのホープ
女子は高木美帆が期待の星だが、実は姉の菜那(17)=帯広南商高=も世界ジュニア代表
の実力者。他、インターハイ1500、3000m2冠の高山梨沙(16)=駒大苫小牧高=、
同500m優勝の押切美沙紀(17)=駒大苫小牧高=、全日本ジュニアのスプリントを制した
神谷衣理那(18)=白樺学園高=ら。男子はインターハイ1000m優勝の三輪準也(16)=
白樺学園高=、全日本ジュニア覇者の中村奨太(16)=駒大苫小牧高=らが楽しみな選手。
◇日本スケート連盟のスピードの強化指定
シニアは特別強化、強化A、強化Bの男女別3段階。18歳以下のジュニア選手も同様。
強化費配分が異なり、強化Aで月20万円、Bで10万円とされるが非公表。
ほとんどの選手は、連盟支給金だけでは強化費はまかなえない為、
所属やスポンサーなどからの援助で活動している。
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ベテラン組にはつらいですね。
と言っても、最初から強化費だけでは賄えないのだから、
ここは割り切って、ベテラン組は、民間資金を頼るしかないでしょ。
という事は、やはり、スポンサー獲得活動をしなくてはならない。
所属先との問題もあるでしょうが、そこは交通整理して、
国費なんて頼らない!・・・・まあ、それは理想ですけどね。
20万*12ヵ月=¥240万・・・・今回の選手達なら、
これ位のminスポンサードは十分獲れます!
連盟予算の増減はわかりませんが、
純粋に勝てる選手に金を使う・・・という気持ちも分からなくはないです。
その時その時で勝つ戦略なのか、
中長期でトップを継続させる戦略なのか、
これは、競技自体の勝負戦略と同じですからね。
他国も同様に、どのように勝つかをシナリオを描いていますし。
五輪は、参加する事に意義有りなのか?国家戦争なのか?
金を儲ける場なのか?知りませんが(笑)、
(あえて知らない事にします(笑))
勝ちに拘るのはもちろん、中長期戦略を取る事自体は賛成ですね。
しかし、その戦略で、ベテラン組が苦しくなるなら、
それはそれで、どう対応するかを新たに戦略立てないと。
(連盟さん、国民感情を配慮しないと。今の時期の発表はタイミングが悪いと
言われても仕方ない。メダル獲得選手のファンはどう思うでしょうかね。)
高木選手以外にも、たくさんの金の卵がいるようなので、それは頼もしい。
若い選手に託す手法もGood。どんど次世代が育つべき。
(でも、功績を残してきたベテラン組にも配慮しないとね)
医師が見たバンクーバーオリンピックの真実
http://media.yucasee.jp/posts/index/2751?la=top
■概略
・・・・・帰国後、オリンピックの情報がかなりいい加減だったりスポーツを理解していない
方々の歪んだ意見がかなり浸透している気がしました。
まず、マスコミの煽りが度を超えていること、韓国や中国がどうして強くなったか……
理解したりしっかり報道されていないこと。
これまで私自身、多くのオリンピック日本代表アスリート、メダリストたちとかかわってきて
彼らが伝えたり現状を訴えても、全く上へ伝わっていないことが気がかりです。
トリノ五輪前、個人でボブスレーチームをサポートしたことがありました。
さかえクリニック陸上競技部の選手と、今回バンクーバーへ出場されたパイロットを
務められた鈴木選手への部分サポートです。
ワールドカップ日本代表選手のトレーニング指導、ケアそして遠征費用のサポート。
チームは2人乗りで日本選手権に優勝しました。
ワールドカップはボブスレー協会から半額の遠征費用が出て、残り半額は自己負担。
数か月に及ぶ世界の転戦は莫大な費用ばかりか生活費用も必要です。
ヨーロッパチームはスイス銀行など超メジャー企業が全面バックアップ。
イタリアチームのボブスレー艇はフェラーリが開発協力、ドイツチームはBMWが開発、
米国チームはNASCARの特別技術導入。
大企業がバックアップして莫大な開発費用をかけています。数千万円を超える艇と
10年も前のドイツ製のお下がり艇ではオリンピックを闘うこと自体無理といえます。
氷上のF1に中古の一般車両がワークスの最新レーシングマシーンに対抗するのです。
結果は目に見えていますね。予想通り20位以下。
頑張れニッポン!メダルを目指せ!!と口を出すくらいなら
自分たちの生活費用や遠征費用を出してくれ!と
多くのアスリートたちは訴えました。
確かに税金投入して日本代表として諸外国のアスリートと闘うには制限が必要ですが、
メダル、メダルとすでに多くの部分で韓国や中国にさえ遅れを取っている日本のメディアが
伝えることはもっと他にあるでしょう。
これまで個人でオリンピック選手育成やサポート、プライベートトレーニング、スポンサリング
などを担当させていただきましたが限界です。
個人ではほとんど何もできないことを思い知らされました。誘致活動の莫大な税金投入を
選手強化に充てていれば結果は違ったものとなったでしょう。
多くの方が、オリンピック選手たちの真の現状に気がつかれ、日本スポーツ界が良い方向
へ向かい、私たちに多くの勇気を与えていただけることを心から願っております。
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非常にいい記事ですね。
五輪の裏側がわかりやすく出ています。
ボブスレー等のマイナー競技は、日本では五輪の時くらいしか見られませんよね。
メディアもマイナー競技は報道しませんし。
確かに、¥600万程の中古(しかも敵国のお下がり)が、
フェラーリ・BMW・NASCARの開発陣の最先端に勝てる確率は低い・・・
本来、トヨタや日産が協力してもいいはずだが・・・
(しかし、F1みたく、マシン戦争になってしまう懸念もありますが。それじゃ五輪じゃないし。)
国費はセイフティネットのような形で、フォローすればいい。
道具に金をかける競技も多いですが、ボブスレーは例外と認めるような、
そういうモノサシも作るべき。
まあ、日本の場合、スポーツ予算が他国に比べて少ないですから、
この根本的な課題解決が先でしょうけどね。
本来、国費なんて頼らないでやるのが理想。
民間で全て補える形が良い。
しかし、それは理想論で、
できる限り民間でクリアする方向性は持ちつつ、
金が掛かる競技や、金の回ってこないマイナー競技はセイフティネットで税金投入。
賛否あるでしょうが、
アスリートの競技環境はきついですよ、五輪クラスでさえ。
一時のメダル獲れ!っていうお祭り騒ぎの主役に演出するのだから、
そこで得た放映権などが、協会・連盟とかではなく、
選手個人レベルに落ちる仕組みも必要。
選手本人はそういう間接業務を補えないのだから、
そこはエージェントなりがフォローするとか。
今のアスリートのあり方というか、社会ポジションは、
現状のままでは破綻しかねない。
企業協賛は獲りにくい、獲る方法も教えられない、国費も回ってこない、
バイトしてたら戦績が落ちる、セカンドキャリアも問題山積み・・・
確かに、プロ野球・Jリーグなら、まだ完結できる。
それ以外の競技のアマチュア選手は、きついですよ。
メダル獲ってきても、将来は保証されないですから。
という訳で、
評論家になるつもりはないので、
こちらでできる事は、アマ選手の資金調達支援。
それと、今後、国にスポーツ変革を訴える事かな。
(SENとして、河島さん、頼みますよ!)
FC岐阜、7社スポンサー獲得
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20100302/CK2010030202000023.html
■概略
サッカーJ2のFC岐阜は1日、練習着と地域貢献活動の際に使うウエアに企業ロゴを
入れるスポンサー契約を、7社と結んだと発表。
期間は1年間で、契約額は7社で計5000万円。
クラブは1月にユニホームスポンサー3社とも契約しており、支援の輪が広がっている。
トレーニングマッチ用練習着に、漬物製造販売の総本家近清(京都市)、
公式戦練習着にはピグリ(同)、練習用の練習着にケイビーエスオート GifuBMW(岐阜市)。
地域貢献ウェアのスポンサーには鈴木栄光堂(大垣市)、岐阜車体工業(各務原市)、
ドルフィン(岐阜市)、山中製菓(同)の4社がついた。
昨季はピグリが練習着に企業ロゴを入れていたのみで、新たに6社が加わった。
FC岐阜は累積3億円の赤字を抱え、Jリーグから受けた5000万円の融資の返済期限も
7月末となっている。だが今季は昨季の倍近い2億円弱のスポンサー料を見込むなど、
経営難に苦しむクラブに希望が見え始めている。
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金額はさて置き、頑張ってほしいですね。
必死さ、危機感が伝わってきます。
戦績で返さないと。
シリウス、新スポンサー獲得
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/100302/bbl1003021301001-n1.htm
■概略
2軍のイースタン・リーグは2日、7球団に所属する育成選手と2軍選手の混成チーム
「シリウス」の新ユニホームとスポンサー企業を発表。
ユニホームの左袖にビー・エム・ダブリュー東京、ヘルメットにダイニチが広告を出す。
今季からは日本野球連盟の公式戦の社会人野球大会にも出場し、昨季の約2倍となる
40試合以上を行う予定。秋には、4月1日施行の新しい学生野球憲章によって一定の
条件下で可能となる大学チームとの交流戦(練習試合)も目指す。
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ほう、BMWがイースタンに協賛。
なるほど。
ちょっと狙いが読めませんが。
ロシア政府、ルノーF1チームを支援
http://f1-gate.com/renault/f1_6645.html
■概略
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、2010年にルノーF1チームをスポンサード
することを発表。今年ルノーは、ロシア人ドライバーのヴィタリー・ペトロフと契約。
ルノーのカルロス・ゴーンCEOは今週、プーチン大統領と会談している。
ルノーF1チームは、ジェニイ・キャピタルにチーム株式を売却したが、
ルノーの名前とCIを保持している。
「我々は第一歩として、F1チームの活動を支援するつもりだ。今後プロジェクトに対しての
財政的な支援を拡大させることも否定しない」とプーチン大統領はEFE通信にコメント。
プーチン大統領は、ルノーがロシア人初のドライバーとしてヴィタリー・ペトロフと契約
したことがルノーとロシアの“協力の大きなシンボル”だと語る。
またルノーのマシンにロシアの自動車メーカーであるラーダのブランドロゴが掲載される。
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プーチン大統領=ロシア企業=ロシア人レーサー=F1=ルノー=カルロス・ゴーン=日産。
強い連携ですかね。
ロシアのスポーツ施策は凄いわ。
今のトヨタ問題が、彼らにとってはチャンスなのでしょうね。
竹村真琴、スポンサーぞくぞく獲得
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news007930.html
■概略
間近に迫った女子ゴルフの開幕戦(沖縄)。新人の中で注目度ナンバーワンは、
アマ時代から活躍し、昨夏のプロテストに合格した竹村真琴(19)。
大阪府出身。昨年12月の最終予選会で日本勢では2番目の8位に食い込み、
今季のツアー出場権を手にした。
初のフル参戦に「まずシード権獲得。チャンスがあったら優勝を」と抱負を語る。
人気を買われ、アクセサリーメーカーなどスポンサーも続々とつき、
2002年日本女子アマ4強でプロテスト合格を目指す次姉の千里(22)とともに、
JTB西日本と12年末まで3年間の所属契約も結んだ。
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姉妹3人で、頑張って下さい。
有村智恵、ミサワホーム・スポンサー獲得
http://www.asahi.com/housing/jutaku-s/JSN201003020002.html
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100302/bsd1003021353019-n1.htm
■概略
ミサワホームは、女子プロゴルファー有村智恵選手と3月1日〜1年間のスポンサー契約。
3月5日〜「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」から、1年間にわたって同社
ロゴ入りのバイザーやキャップを着用してプレーする。
同社は、有村選手の日々努力を重ね成長し続ける姿勢が企業姿勢と合致したことが
スポンサー契約の理由とし、有村選手も「昨年以上の成績を残してミサワホームの名を
アピールしたい」とコメントしている。
有村選手は2006年プロデビュー。2008年「プロミスレディス」で初優勝を飾り、2009年は
優勝5回、日本女子プロゴルファーツアー賞金ランキング3位の成績。熊本県出身、22歳。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
金額不明ですが、頑張って下さい。
JALラビッツ、来季限りで廃部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100302-00000104-jij-spo
http://press.jal.co.jp/ja/release/201003/001484.html
■概略
日本航空の女子バスケットボール部は、2010年度限りで廃部。
同社の経営再建に伴う合理化策の一環。
同部は女子の国内トップリーグ、Wリーグに所属しており、来季シーズンが最後となる。
渡辺智部長は「会社更生法の適用を受け、企業再生機構の支援を受ける会社の置かれた
状況を総合的に勘案して決めた」と説明した。廃部後の受け入れ先などについては今後、
選手の意向や女子日本リーグ機構との話し合いの中で決める。
同部は1967年に創部。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ノーコメント。
スポンサー
昨晩、最も基本的な事をメールで聞かれました・・・
※Wikipedia
スポンサー(Sponsor)とは、団体、個人、スポーツのチーム、イベント、施設、番組など
に対し、広告やPRを目的に金銭を支出する団体或いは個人、即ち広告主である。
(スポーツに関するものであれば、例えばJリーグのクラブの場合、ユニフォームに自社の
ロゴなどを表示出来る権利を得られる)
※はてな(広辞苑第五版)
スポンサー 【sponsor】
(1)(資金面の)後援者。
(2)商業放送の広告主。
1・資金を出してくれる人。後援者。
2・放送番組の提供者。広告主。「―企業」
※Yahoo(大辞泉)
1・ 民間放送の番組提供者。
2・事業などの資金を出してくれる人。出資者。
要は、簡単に言えば資金提供者と訳せますが、
質問の意図は「スポンサーシップ」を指すはずなのですが、
一般論では、
「企業は、さまざまな団体や個人の、イベントや活動、社会運動のスポンサードを行ないます。
その目的は、企業の名声、ブランド認知、顧客ロイヤルティ、売上などの強化、マスコミなど
による好意的な報道を狙ってのものです。」
http://www.mitsue.co.jp/case/glossary/m_044.html
「団体や個人が行うイベントや活動、社会運動に対して、その運営に必要な資金や物資を
企業が提供すること。
そのイベントや活動などを通して企業や商品の認知度、あるいはイメージの向上とそれに
伴う売上げやブランド強化を目的とする。スポンサーとなる企業には、会場内での商品販売
やサンプル配布、イベント時の企業名や商品名の宣伝、スポンサー席やチケットの確保と
いったメリットがある。」
http://m-words.jp/w/E382B9E3839DE383B3E382B5E383BCE382B7E38383E38397.html
このような感じですかね。
スポーツにおけるスポンサーシップというと、殆どの方がプロスポーツをイメージし、
競技ウェアやマシンにスポンサー企業のロゴを貼る事だと言います。
プロスポーツの世界では、
例えばJリーグチームの胸スポンサーが¥5000万とすると、テレビ・新聞等のメディアに
そのロゴが映り、結果的に広告露出効果が¥5000万分ある・・・というのが
基本的なスポンサーシップの考え方です。
当ブログ読者は、ほとんどがアマチュア選手ですので、
ハッキリ言いますと、テレビのようなガリバーメディアに出なければ、
競技ウェアにロゴを貼っても、広告露出効果はほとんど無いと、企業に判断されます。
(計算すればわかると思いますが、例えばマシン全体を企業ロゴで埋め尽くしても、
観客が少ない、テレビ・新聞に掲載されない・・・では、価値が無いと言われても仕方ない)
だからこそ、テレビに出ないアマチュア選手がスポンサーを獲得する為には、
広告露出効果を企業に訴求してもダメ。
もっと他の方法で取るべき・・・という事を当ブログでは提言しているのですが、
(詳しくは別の回で)
大事な事は、スポーツ・スポンサーシップは、
温情・陳情・リターン無しで資金を頂く「寄付」ではないという事です。
「スポンサーシップ(協賛)」は、必ずリターン(企業メリット)を返さなくてはならない
ビジネスであるという事。
そのメリットとは、ウェアに企業ロゴを貼ればいい・・・というものではなく、
100万受けたら100万の価値を返す。
1000万受けたら1000万の価値を返す・・・という事が基本中の基本。
では、企業アプローチする前に、
あなたのウェアのロゴ貼示は、100万の価値があるのか?1000万の価値があるのか?
という問題になってきます。
普通に策無しで、企業に交渉した場合、
あなたはテレビにも出ないのだから、100万の広告価値も無いでしょ?と言われてしまう。
こういうケースが多いから、
企業は、アマチュア選手から連絡が来ても、たらい回しにする。
それは、最初から、要請額に対する広告価値が無いと予測されてしまうから。
また、一般社会の人も、競技関係者(監督・コーチ・協会等)も、
1番で無ければスポンサー等獲れる訳がないと言います。
しかし、10番じゃスポンサーは本当に獲れないのか?
草レベルの選手じゃスポンサーは本当に獲れないのか?
一番わかりやすい例を出すと、郊外のミニサーキットで走っているレーシングカート。
小学生でも乗れるモータースポーツです。
(但し、3Gも掛かるから、普通の大人が乗ったら、次の日、立てませんよ(笑))
そんなレーシングカートでも、スポンサーを付けている選手はいます。
私の周りでも、息子のスポンサー獲りを両親が協力して成功させた例もありますし。
これはどういう事か?
草レベルの10番の選手でも獲れるという事。
(どのように獲るかは、ここでは省略。大きなヒントは、広告露出効果で勝負しないという事。)
こういう事を伝達する為に、当ブログがあるのですが、
長くなるので、
一番最初の話に戻りましょう。
スポンサーとは何か?
スポンサーシップとは何か?
スポーツ・スポンサーシップとは何か?
大体、伝わりましたでしょうか。
スポーツ・スポンサーシップは、「寄付金」ではなく「協賛金」が動きます。
協賛という事は、それはビジネスであり、
頂く金額と、同等のメリットを返さなくてはならないという事。
それには、自分の競技ウェアのロゴが、どれだけの金額価値があるのか調べる事。
依頼額に、その金額価値が不足しているなら、
不足分の価値(スポンサーメリット)を探して、
依頼額と同等になるようにしなくてはいけない・・・
そういった事を、企画書にまとめ、候補社に対してプレゼンする・・・
これが、スポンサーシップであり、スポンサー獲得活動のベースです。
※競技ウェアにロゴさえ貼る権利を与えれば協賛金はもらえる・・・などという
甘い考えは、企業に対して通用しません。権利は、(広告)価値があって
初めて「権利」と呼べるのですから。
moto2
motoGPを一から勉強する始末。
やっと少しわかってきたかな。
Moto2、kino racing のFabricio Perren、
http://www.sportmotor.com.ar/perren.htm
http://www.lt10digital.com.ar/home/index.php?acc=ns_fa&id=3723
http://www.26noticias.com.ar/fabricio-perren-no-tuvo-una-buena-actuacion-23950.html
4月23〜25日のもてぎ日本GPが楽しみ。
Fabricioの応援をよろしくお願い致します。
(スミマセン、新チームなので公式サイトがまだできていません、ラテンだなあ)
チケット販売はもう始まっていますよ。
http://www.twinring.jp/motogp/
パドックで会いましょう。
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これは、kino racingではなく、BQRのマシン発表会ですが、kinoも最前列に。
RAÚLオーナーが話しています。
BQRのスタッフから、Kinoの名前は外れていますね、当然か。
http://www.motogp.com/ja/news/2009/Blusens+unveil+new+Moto2+prototype
一流アスリートの極意が盗める動画サイト・オープン
http://news.e-expo.net/news/2010/03/post-102.html
■概略
(株)グリーン・フローは、スポーツ各界の一流アスリートからスポーツ理論、技の極意を
結集した動画配信サービス「スポーツ魂テンツ」を開始。
幅広いスポーツ分野の一流アスリートの理論や極意を本人が語る動画集。
数多くのトップアスリートのメンタルトレーニングを指導する高畑メンタルトレーナー
プロデュースとあって、ならではの深い経験と極意が引き出されている。
「コンセプトは“技を盗むこと”、“成功イメージを作ること”です。一流アスリートが、
豊富な経験から技の極意や体の使い方などを身振り手振りで詳しく解説しているので、
非常に得るものが多いと確信しています。」と担当者は話す。
ジャンルは幅広く、野球、サッカー、サーフィン、テニス、ゴルフ、ラグビー、クライミング、
スキー、水泳などはもちろん、ラクロス、バドミントン、ロードレース、トライアスロン、
ボルダリングなど、メジャーからマイナーまでをガッチリとカバーする。
登場するアスリートは豪華キャストが揃う。23人が参加予定の第一弾では、プロ野球では
駒田徳広氏、ギャオス内藤氏、高橋健氏、佐々岡真司氏、マラソンからは谷川真理氏、
水泳では不破央氏など、一流どころが名を連ねる。
同サイトをプロデュースする高畑社長は、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科スポーツ
心理学専攻卒で同大学運動心理学研修生終了の後、数多くのプロ野球、Jリーグ、Vリーグ、
プロボクシング、プロゴルファーなどのプロスポーツ選手や五輪選手などのメンタル
トレーニングの指導を行なう。
動画の閲覧は課金制で、1本315円(税込)。時間は約10分。
一度課金すれば、1年間いつでも何度でも視聴が可能。
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面白いコンテンツだと思います。
ちょっと内容のレベルがわかりませんが、
初心者から使える内容のようですから、人気が出るかも。
(でも1本315円というのが微妙ですが。しかし、広告収入モデルにしなかったのは、
返っていいのかもしれませんね。)
要チェックです。
東京マラソン、終了していた・・・
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東京マラソン、五輪に夢中で正直忘れていました。
ネットでもテレビでも、
さすがに今年は五輪に埋もれてしまったのかな?
不覚。
宮里藍が米女子ツアー開幕2連勝
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バンクーバー五輪報道に埋もれがちですが、
宮里藍が米女子ツアー開幕2連勝ですと。
絶好調?
凄いです。
露大統領スポーツ国策、五輪幹部解任?
http://news.livedoor.com/article/detail/4632547/
■概略
ロシアのメドベージェフ大統領は1日、グリズロフ下院議長ら与党幹部と会談し、
バンクーバー五輪でのロシア勢の不振について、
「責任者は勇気ある決断をし、辞表を書かなければならない」と、担当省庁や競技団体
幹部に辞任を求めた。さらに「できないというなら手助けする」と述べ、辞任を拒否する
場合には「解任」の可能性も示唆した。国営テレビなどが報じた。
大統領はまた「我々は長い間にソ連時代の可能性を使い尽くしてしまった」と語り、
スポーツ選手育成システムの抜本的な見直しの必要性に言及。
「スポーツ発展のため巨額の資金を投入したが問題をすべて解決することはできなかった。
重要なのはスポーツ選手自身であり、太ったネコのような競技連盟
ではない」とスポーツ官僚を批判した。
今回の五輪でロシアはメダル獲得数が11位と「史上最低の結果」(グリズロフ議長)に
終わり、プーチン首相も2月26日、次回2014年にロシアで開くソチ冬季五輪に向け
「真剣な分析と対応策が必要だ」と危機感を表明していた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
過去と比較した、単純な不満なのか、
次回の2014年ソチ五輪が自国開催という先を見ての危機感だろうか、
ソチには相当な国家の威信をかけてくるのでしょう。
金も力も何もかも、最大パワーで来そうな気配。
五輪は、(スポーツビジネス的に)今やプロなのかアマなのか
微妙な存在になってきていますが、
綺麗事無しに、スポーツの勝負論だけで、プロとして見た場合、
「2位じゃだめ、1位でなければ」・・・となる。
そして、負ければ監督更迭、関係者も総入れ替え等、プロなら当たり前。
(サッカーや野球がわかりやすい)
そういう観点なら、上記記事はよくわかる。
日本団は、このロシアの発言や動きをどう受け止めるだろうか?
「太った猫ような」とは、凄い言い方ですね(笑)
しかし、日本の事業仕訳の裏側を見れば、日本関係者も、他人事と言えないのでは?
それにしても、羨ましいのが、
やはりロシアは、これほどまでにスポーツを重視している点。
まさに国策が機能するポジションにある。
日本ではどうだろうか?
確かにスポーツにやさしい(?)自民党議員は、
あちこちの連盟・協会の重要ポストに籍を置き、
税金の配分に関与してきたのだから、ある意味、スポーツの味方?
一方、民主党は、スポーツとは無縁で、施策もない。
どっちもどっちだが、
日本のスポーツ施策が、世界に比べて劣っている事は間違いない。
選手が可哀そうである。
もっと税金投入すれば、競技環境改良や金の卵発掘や英才教育や、
用具開発もプラスに傾くであろう。
しかし、税金というワードが優先してしまって、事業仕訳という具合である。
もっと、各所の金をスリム化して、肥大になった中間搾取を無くせば、
現時点でも、現場の金は増えるに決まっています。
民主党はそういう無駄を無くすはずが、
結局、説得力無いパフォーマンスになっているのが実情ではないか?
もっと真剣にやってほしい。
まあまあ、この辺を話し出すと朝までかかるので、落ち着いて、どうどうどう・・・
それにしても、
ロシアのメドベージェフ大統領、いいですねえ。
まあ、賛否あるでしょうが、
これ位、ハッキリ言ってくれると爽快である。
メダルの数が全てではないけれど、それだけ真剣にスポーツに取り組んでいるという
姿は、ロシア国民に映るでしょうね。
ある意味、頼もしい。
(無論、政治的な狙いを含めての発言でしょうけどね)
日本国も、少し修正したらいかがでしょうか?