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2010年01月02日
バンクーバー五輪、マイナー競技・女性選手の涙と金欠
http://news.livedoor.com/article/detail/4526809/
■概略
2月12日〜バンクーバー五輪は、無名で、バイトをしながらカツカツで競技をつづけてきた
マイナーな女性選手が結果を出し脚光を浴びる大会になりそうだ。
◇リュージュ女子一人乗りの安田文(27)
安田は02年ソルトレーク、06年トリノと過去2回の冬季五輪出場をあと一歩で逃し、
今回もエース原田窓香(24)に次ぐ2番手で、代表入りも難しいと見られていた。
ところがシーズンが始まるや、W杯でポイントを稼ぎ出場2枠獲得に貢献。
12月のアジアカップでは6連覇のかかる原田を退け、6年ぶり3度目の優勝。
遠征費約150万円を札幌の家電量販店で派遣販売員をして稼ぎ、それでも足りず、
公立保育園を09年に定年退職した母親に援助してもらってきた。
大手スポンサーのついた有名選手とは五輪にかける気合が違う。命がけで臨むだろう。
◇スノーボード女子大回転の家根谷依里(25)
18位のトリノから4年、W杯でエース竹内智香(26)を上回る好成績をたたき出している。
時給1000円のホテル配膳係で遠征費を稼ぎ、足首のじん帯をけがした時も足を
ひきずって働いた頑張りが競技での結果につながっているのだろう。
◇ボブスレー女子2人乗りのパイロット桧野真奈美(29)
金欠のみならず、「今回が最後」との覚悟で五輪にかける。
五輪で血眼になって戦う彼女たちの姿は必見だ。
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五輪前になると、必ず、金欠でも頑張っている苦労話が美談としてメディアに取り上げられる。
少しでも、感情移入をと考えるメディアもあるだろうし、
こういう時でないと、マイナー競技記事を書く枠が無いというメディアもいるだろう。
新年早々、メディアに一言もの申す。
何故、マイナー競技選手が皆、競技資金不足で、メダリストでさえも、
時給千円以下のバイトに頼るような状況なのか、原因を書いてほしい。
先日の事業仕分けでは、
スポーツ予算がカットさせられると、五輪選手達を使って、陳情記者会見が行われた。
メディアはそのまま報道するだけ?
何かおかしいと思わないのだろうか?
特にスポーツ記者なら、何十年も前から、その原因がわかっているはず。
JOC、文科省は、現状でもきついから予算カットはやめてくれと訴えていた。
しかし結果は、選手強化費は維持、いや維持どころか全体額は増えた。
この増額分は、このようなマイナー選手の現場に落ちてくるのだろうか?
いや、決して落ちてこない・・・・その理由をメディアは突っ込むべき。
スポーツ界内部から改革できないのだから、
メディアという外部から改革のきっかけを投入してほしいですね。
もう一言もの申す。
選手達も資金調達をもっと真剣に考えればいいのでは?
モータースポーツでは、高校生でもスポンサーを獲得している選手がいるのに、
25を超えた、メダル候補の五輪選手が何故獲れないのか?
何故獲れないのかという原因を追求しているだろうか?
誰に獲り方を指導されたのか?それは正しい指導法なのか?
そういう間接的な事を情報武装してほしい。
そして、毎年毎年、このような競技資金不足が生まれる中で、
協会・連盟は、どういう指針と対処法を持っているのか?
資金調達法を選手に指導しないのは何故か?
お涙頂戴の陳情では、企業は金を出さない。
それは協会・連盟ならわかっている事のはず。
上記3人の事例は、まだ続けられている成功例に過ぎない。
この裏側に、既に競技資金不足で辞めていった選手が何人いることか?
そういう報道も全く無いから、
スポーツ界以外の一般人は、アマチュア選手の資金不足など、知らぬ人も多い。
このような現状は、スポーツの構造的問題です。
改革しなければ、今後100年経っても、1000年経っても変わらない。
いや、その前に、少子化で選手の奪い合いが始まり、
権力の弱い競技は破綻する。
ここで言う権力とは何か?考えてほしい。
・・・・・・・
全般論で書かせていただいたが、
上記3人は、とにかく頑張ってメダルを獲り、
関係者の目を引っくり返してやってほしい。
箱根駅伝の裏舞台
http://npn.co.jp/article/detail/72648795/
■概略
今や正月の国民的関心事になっている『東京箱根間往復大学駅伝』、俗称・箱根駅伝。
10年大会は第86回目を迎える伝統ある駅伝だが、意外にもメジャーになったのは最近。
日本テレビが完全中継を始めた87年(昭和62年)からと、まだ20数年でしかないのだ。
前回大会(85回)での裏話。
解説者の瀬古利彦が往路で母校・早稲田大学ばかり肩入れした解説で、放送終了後、
大手広告代理店『博報堂』幹部から、瀬古は「早稲田ばかり応援するな。平等に解説する
ように。それができないのなら、来年から解説を外す」と厳しいお叱りを受けていたのだ。
だが、この『博報堂』の指摘は、物凄く矛盾がある。マスコミ関係者の7〜8割は早稲田出身。
箱根をバックアップしている大手企業の“エライサン”も大方、早大OB。
放送している日テレスタッフ、制作会社、スポンサー企業…早大偏重番組は無理もない。
陸連関係者が実に興味深い話をこう語る。
「2日間で約14時間の放送中、“早稲田枠”が約2時間。CM直前。」
具体的には「“2号車です。今、7位の早稲田に付けています。前も後ろも誰もいません。」
というような実況を聞いたことがあると思います
次に、順天堂大のエピソード。
毎年10月、箱根予選会。出場選手上位10人の平均タイムが早い大学が本戦へ。
が、03年(79回)から順大の“天皇”沢木啓祐が「陸上競技普及のため」を強く推し進め、
その年の夏に行われた関東大会(関東インカレ)の成績をポイントに。そのポイントを時間に
換算し、予選会の平均タイムから差し引くことを提案。それが“ルール”となった。
「そうすることで、短距離や投てきといった陸上全般に力を入れている学校がチャンスと
なったのですが、よく考えてみると、日体大や順大という体育大がありがたい条件になっただけ。
つまり、自分の大学が有利になるように働きかけたのです」(東京陸協幹部)
ついでに綴ると、その年から箱根の参加校も15〜20に増えたのだ。
「順大が特別扱いされてばかりなので、業界では“沢木マジック”という隠語がある。」
また、順大は仲村明監督が存在するのだが、実権は沢木天皇。
まだまだ、箱根の美談に隠されたエピソードはたくさんあるが・・・
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へえ、そうなんですか。
まあ、どこの競技にでもありますが・・・
スポーツはスポーツであってほしいですね。
以上
広島20年五輪:五輪招致
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20100101ddlk34050189000c.html
■概略
◇県被団協の坪井直理事長(84)
五輪はいろんなものを含んでいる。人間の限界を出し切る姿を見せる場ならいいが、
勝たんがためにやるのは平和かなあと思う。国境を越えて仲良くなれるこういった機会を通し、
地球人として平和を考える機会にできたらいい。
◇広島市出身の陸上選手、為末大さん(31)
五輪は巨大化し、スポンサー権利を守る制約などで選手も縛られる。広島は地方ならではの
小さな五輪を目指してほしい。広島で開けば、平和の大切さは強調しなくても世界中が感じる。
すべての国・地域の選手が何の利害もなく一緒に過ごす選手村は感動的な場所。
選手がいつでも訪れて、共に過ごしたり練習できる「永久選手村」を残してほしい。
◇「はだしのゲン」の著者・中沢啓治さん(70)
2020年の五輪開催で世界中の人が広島に来てくれて、原爆資料館を見て、被爆証言を
聞いてくれる、ということなら大いにいいことだ。
◇被爆者で墨画家の月下美紀さん(68)
今の形式の五輪には反対。ただ競争して、勝ち負けを決めるのではなく、戦争の犠牲者が
集まって全世界の人が参加できる広島らしい五輪を開くべきだ。金をかけなくてもできる人間の
尊厳を重んじる競技会。地球全体が結束できるようなことを被爆地は提案するべきだ。
◇尾道市出身の映画作家、大林宣彦さん(71)
オリンピックとは、国に元気があり、国が栄えている時に行われるもの。今の日本は、
オリンピックをやることで、逆に元気が出るやもしれません。スポーツには、そういう力があります。
また、広島でやることは、日本でやる意味を持ちます。
オリンピックの理念は、もともと「平和」ですからね。静かで穏やかで、世界に「平和」を発信できる
オリンピックを目指せば、今こそ真に行われるべきオリンピックとなることでしょう。
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一スポーツ事業者という立場で、2020年・広島五輪を支持します。
(正直、16年・東京はコンセプトも説得力も薄過ぎた。微妙だが、支持できなかった)
オリンピックの原点を考えれば、広島という場所からの意義は大きい。
場所以外に望むのは、スマート&コンパクト五輪。
この点も、広島は視野に入れているようで、賛成。
場所とスケール以外に望むのは、アマチュア・コンセプトの復活。
元々はアマチュア選手の世界舞台だったはずが、
いつの日か、憲章が変わり、プロだかセミプロだかアマチュアだか、
何がなんだかわからない単なるスポーツ祭典になってしまった。
リーマンショックがスポーツ界にも影響して、
企業スポーツの休廃部やスポンサー離れが加速し、
政権交代によって、スポーツにも事業仕分けが問われて、
スポーツの存在意義を問う所まで問われてきました。
確かにそうです。
スポーツの生きる価値とは何ぞや?
超不況となり、社会の限界が来た時に、
衣食住以外は何をもって生きるのか?
感動とか生きる力・・・なんてやわな事を言っていられません。
もっと、必要不可欠な存在にならなければ生き残れません。
そういう観点からも、
地域密着や、CSRと絡めた、スポーツ提案が増えていますが、
その延長上という点でも、
広島で五輪を行う意義・価値は大きい。
賛成します。
野球独立リーグ、増えたが運営基盤に課題
http://www.asahi.com/sports/baseball/npb/news/TKY201001010109.html
■概略
2005年の四国アイランドリーグから、毎年新団体が発足する野球の独立リーグ。
今年はえりちゃんフィーバー、運営難などで関西リーグに注目が集まった。
ただ、各リーグの運営基盤はもろく、既存の野球団体との連携も思うように図れていない。
◇
社会人、クラブチームを統括する日本野球連盟が12月25日、独立リーグへ転籍した選手
が再登録を望んでも、1年間は認めない新ルールを設けた。
春開幕を目指すJFBLは「選手の人権問題だ。移籍は自由にできる方がいい」と首をひねる。
独立リーグは四国九州IL、北信越のBCリーグ、関西、来春は三重・大阪でJFBLがスタートし、
ベースボール北海道も11年開幕。
日本野球連盟には近年、チームから「エースや4番が抜けて存続の危機」と苦情が寄せられ、
9年2月、高校出は3年、大学出は2年たたないと独立リーグに入れないルールをつくった。
独立リーグは「プロ扱い」の為、大学、高校が属する日本学生野球協会も一線を画す。
◇
そもそもプロとはいえ、独立リーグ選手は収入が少なく、アルバイトをしながら生活費を稼いで
NPB入りを目指す。四国九州ILはこれまで20人、BCでも7人がNPBへ巣立った。
◇
JFBLも前途多難。参入予定球団が準備不足で、来年度は2球団でスタート。
選手給与も「月15万円の最低保証」を「月10万〜40万円」に変更。
基本的には私企業なので、地元自治体が公然とは支えづらい現状がある。8月には、明石の
後援会事務局で市職員を働かせたのは違法と、人件費返還を求める住民監査請求があった。
一部の市民には「特定企業に便宜を図るもの」と映った。
11年に2球団で開幕する北海道は「おらが町のチーム」を強調。スポンサー企業ではなく、
会員制サポーターを集めて財政を築く方針で、入場券5枚などの特典付き会員券を年会費
2千円で販売。10年度中に20万人(4億円)を目標に売り上げる予定だ。
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確かに、野球の独立リーグが増えました。
設立する事、増える事自体に反対しませんが、
作る事は簡単ですが、とにかく金が掛かる為に、
維持・拡大するのは、競合が多い程に大変な事。
各地の気持ちはわかりますが、
よっぽど事業計画がキチンと読めていないと、淘汰・破綻します。
これは98年NPO法による、NPO団体の加速的立上げから、
裏側では多くの破綻・解散があるのとダブります。
野球だけの話でなく、
総合型地域スポーツクラブ、つまり、地元密着を謳う全競技に共通します。
特に不安なのが、北海道が2チームを1年間回すという点。
次年度は4チームを目指すそうですが、本当に大丈夫なのか?
1年は観客ゼロでも回せる事業計画になっているのか?
心配になります。
上記記事では、鰍ネので自治体が支援しずらいとあるが、
真に地域密着を求めるなら、鰍ナはなく、NPOや一般社団で立ち上げればいい事。
対応法はあるはずです。
監査請求が出るのもわかる。
とにかく、各リーグ、頑張ってもらうしかないですが、
もっと成功している他競技を真似てはどうでしょうかねえ。
