http://www.cyzo.com/2009/12/post_3495.html
■概略
リーマンショックに端を発した世界同時不況の影響で、「金満」のテレビ局も厳しい年の瀬。
理由は言うまでもなく、広告収入の激減だ。
「スポンサーがいて初めて番組が成立。それが一気に離れ、人気番組でも打ち切り対象。
制作費の高い番組やギャラの高いタレントは真っ先に切られますね」(テレビ関係者)
出演者やスタッフへの弁当はかつての半額になり、使用していない部屋の電気は消す。
こんな一般家庭のような現象がテレビ局でも起きているのだ。
最近では、フジテレビの人気番組『めちゃ×2イケてるッ!』の打ち上げが中止。
芸能プロ関係者は「打ち上げも毎年100万円近く。コストカットを理由に中止。周囲も衝撃」と語る。
来年以降もテレビ局には不況の風が吹き続けるという。
人気番組が突然終了したり、大物タレントをテレビで見かけなくなることが頻発しそうだ。
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これはプロスポーツにも大きく影響します。
視聴率の悪い競技大会等はカットの方向になりますし、
視聴者離れも加速するので、
スポーツにおける広告露出効果(胸ロゴ等)の降下となって、
スポンサー企業を呼び込む価値がどんどん落ちてしまう。
人気スポーツは維持され、テレビ成績の悪いスポーツはカット・・・
プロスポーツも2極分化ですね。
マイナースポーツはチャンスと読む事もできます。
特に、元々テレビ中継のない競技は、
テレビに拘らないスポンサー効果を、企業に押しやすくなりますし。
企業もリスクヘッジで、1極集中協賛ではなく、
もっと地道に、小さく広範囲にと考える企業も増えるでしょうし。
(事実、そういう方向が出ていますし)
マイナー競技こそ、もっとネットを活用するべき。
今後、地デジ化すれば、また新たな情報発信策が生まれる事でしょうし。
まあ、そうは言っても、いまだにテレビはガリバーです。
マイナー競技によっては、1度でもテレビ露出されるだけで、
視聴者からの反応が変わるという事実もあるでしょうから、
それはそれで目指すとして、主眼は他に置く・・・という考えで、
自競技のPRを行ってほしいですね。