http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=180401
■概略
トルコ軍艦エルトゥールル号の遭難の映画作り構想で、和歌山県串本町は企画書の作成を、
映画監督の田中光敏さんの会社に依頼する。町議会に関連予算100万円を提案する。
2010年が遭難120年の節目に当たることから、田嶋勝正町長が大阪芸術大学時代からの
友人の田中監督に、映画作りを提案。
関係者の協力を得たり、スポンサーを探したりするために企画書作りに向けて動きだした。
企画書を作った後、可能性がみえてくればシナリオ作りに進みたい考え。
企画書作りの予算は、国の交付金を積み立てた町の地域振興基金を充てる。
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スポーツではなく、映画構想の話なのですが、
スポンサー獲りの為の、基礎営業用企画書作成に交付金¥100万が依頼されるとは、
いいですねえ、お国の仕事は(笑)
まあ、単純にPCの前での作成費だけでなく、この手はリサーチ費なども含みますが。
上記とは関係なく、
税金を少し俯瞰して考えると・・・
確かに、行政案件は、この御時世など関係なく、金が流されている例もありますが、
ちょっと民間なら、考えられないというケースが多い。
だから、民間企業も行政案件はおいしいと垂れ下がる。
民主の事業仕分けはそういう所に切り込んでいくべきものでしたよね?
費用そのものを無くすのではなく、あくまでも無駄を無くす為の事業仕分け。
各業界、末端の現場で働いている者こそ、世間には言えない無駄をたくさん知っています。
しかし、自社・自業界への資金流入が減ってしまうから、
そういう現場レベルで気付いている事も口を閉ざす。
仕分け人は、各機関のTOPから聞き取るよりも、
現場レベルで調べればいいのに、そういう時間がないのも事実。
現場レベルがわかる、キチンとしたリサーチチームを編成すればいいのに。