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2009年12月07日

J2ギラヴァンツへの道、7人のプロ

■ソース
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20091205ddlk40050452000c.html
■概略
◇意識改革進める

来季のJ2昇格を果たし、北九州市初のプロチームとなったニューウェーブ北九州
(NW、来季からギラヴァンツ北九州)。
05年、初のプロ監督に千疋美徳(元サガン鳥栖監督、現NWコーチ)を招き、5カ年計画で
「10年にJ昇格」を目標に掲げた。それだけにゼネラルマネジャーは
「歯がゆかった。選手をプロ化しないと上がれない」と感じていた。
入団テストは発足翌年の02年に始めていた。「だんだん質の良い選手が来るようになった」。
しかし、生計の道はアルバイト。
チームがスポンサー企業の仕事をあっせんした。
ゼンリン地図調査員、三菱化学黒崎工場での勤務、井筒屋ベルボーイ、中学校臨時指導教員
等を時給制で務め、夜だけグラウンドに集まる日々だった。
J1で長年レギュラーだった桑原選手にとって、当時は「プロを目指すチームではなかった」。
昼はアルバイトをしているとはいえ「グラウンドに来ても、ちょっと痛いとすぐ休む。サッカーへの
姿勢の違いを、どう分からせるか。苦労した」。意識改革が大きな仕事だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

J2を目指す、メジャー競技のサッカーでさえ、このような苦労がある現実。
他競技であれば、ざっとこの数倍も苦労がかさみますが、
(プロという競技環境自体がない等)
フロントサイドはもちろんの事、
選手サイドの意識改革も絶対的に必要。

試合への集客、スポンサー誘引など、競技以外にも頭を使わないといけないから。
昔は、競技で戦績を出せばいい・・・で通用したかもしれないですが、
今の時代、TOPを獲っても食べていけないケースが多発しているスポーツ界。
フロント頼りにするのではなく、
現役時代から、選手自ら裏舞台やフロント範疇を盗み学ぶ必要があります。
(それが、結果的にセカンドキャリアに役立つ事にもなりますしね)

チームスポーツだと、
どうしても、選手は選手、フロントはフロントという感覚が強くなり、
メジャー競技程にその傾向は強くなります。
しかし、例えプロでもパーソナルスポーツの場合は、
戦績以外も考える事が普通です。
アマチュアでも全く同じ。
いえ、マネジメント会社への所属もないアマチュアだからこそ、
自ら考えなくては生き残れない。
戦績命で実績を出しても、生活できないマイナー競技もある為、
個人的には、競技に関係なく、
スポーツで生きるならば、キッズ時代からプロ意識を教えるべきと思います。

posted by sports777 at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不況でも稼ぎまくる若手女子プロゴルファー

■ソース
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/091205/45737.html
■概略
女子プロゴルフツアーは全日程を終了し賞金ランキングが確定。
史上最高額の賞金女王となった横峯さくら選手(24)が1億7501万6384円を稼ぎだし、
不況で試合数も減少する中、才色兼備の若手が活躍。
1位横峯選手、2位諸見里しのぶ選手(23)、3位有村智恵選手(22)、4位全美貞選手(27)
の上位4人が1億円を突破。
女子は他にも人材は豊富で昨年賞金女王の古閑美保選手をはじめとして、
飯島茜、上田桃子、金田久美子、竹村真琴、辻村明須香ら才色兼備の選手はあまたいる。
もちろん、米国で活躍中の宮里藍選手もいる。
選手層の厚さは、石川遼選手頼みの男子も羨むほど。
というのも、男子のスポーツ選手で最も高給取りなのはプロ野球。自然とスポーツエリートは、
ゴルフよりも野球へ集まるようになる。しかし、女子の場合はゴルフ。
プロとして賞金を獲得できる競技が多いわけではない中で、ゴルフの存在は出色だ。
また、年齢的に見ても、40代になっても続けることが可能だ。
日本の富裕層をはじめ、教育熱心な親はそのことにとっくに気が付いている。
さらに、プレーだけではない。
女子は試合数が減少したものの、活躍する上位選手たちには、
スポンサー契約、CM契約など副収入で年間1億円以上稼ぐ選手も珍しくはない。
実力とタレント並のルックスがあれば、不況などまったく恐るるに足らずだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まあ、そうは言っても、マイナー競技で頑張っている選手も多いですしねえ。
競技選択時に、将来生活も繋がっているのだから・・・という点では、
特に親は、他競技よりも、女子であればゴルフ・・・等と考えている方は確かに多い。

しかし、子にしてみれば、
将来の金など関係なく、心ときめく競技をやりたいでしょうし、
今現在、マイナー競技でメジャーを狙って努力している選手だって、
例え低収入で競技資金がなく、苦しい競技生活を送っていようと、
金など関係なく、純粋にやっている訳ですし。
メジャーになるにはどうしたらいいかをキチンと考えている選手もいますし。

まあ、頑張るしかないか。

女子ゴルフに関しては、これを良い機会として、
もっともっと、女子・若年層を広げてほしいです。
まだまだ競技年齢が高いゴルフですから、
観客はもちろんなのですが、
競技者を一気に増やしてほしいですね。
競技普及という点では、かなりチャンス期ですよ。
(この不況下なのに、そこは凄いこと)
posted by sports777 at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月06日

首相の母がスポーツ予算を出せばいい

■ソース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091204/stt0912041149008-n1.htm
■概略
「首相の母がスポーツ予算を出せばいい」森元首相が仕分けで皮肉
「スポーツの予算を、鳩山由紀夫首相の母、安子さん(87)にお願いしたらいい」
自民党の森喜朗元首相は4日の党文部科学部会で、政府の行政刷新会議の事業仕分け
でスポーツ関係の選手強化費が削減されたことに対し、首相の母からの巨額資金提供疑惑
を引き合いにこう皮肉った。
日本体育協会会長を務める森氏は、「小沢一郎民主党幹事長に会長職を譲るので、
スポーツ予算をしっかり付けてもらおう。好きでやっているのでない」とも強調。
予算削減の根拠としてサッカーくじの収益を指摘されたことについても、
「旧社会党の方はくじにことごとく反対していた。整合性をどう考えるのか」とおかんむりだった。

事業仕分け JOC会長ら、自民党に予算確保へ協力要請
メダリストが仕分けに不満、でも… 年寄りがあんなについて行く必要ある?
「政府内はスポーツ重視」 事業仕分けで文科副大臣
縮減の波紋:/上 「自己負担」選手に重く 「体育」と「文化」の差?
JOC会長らが民主に「スポーツ予算確保」を陳情
“野党”自民にも陳情…JOC竹田会長ら予算確保要望
文科副大臣に予算確保を陳情=JOCと日体協
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うーん、座布団3枚と言いたい所ですが、
何かズレていますよねえ・・・
益々対決構図になって行きますね。

スポーツ関係者全てを味方に付けて、自民票に誘引する戦略かもしれませんが、
TOPにしか金が流れない、これまでの仕組みであれば、
草の根クラスのスポーツ関係者は実感が湧かず、支持には至らないでしょうね。

民主の頭の中にスポーツは無い・・・という現状で、
スポーツ関係者が、
スポーツ=JOC=昔は良かった=自民党という既定路線に走るのはわかりますが、
これでは、余計に世間を敵にしてしまう可能性もあるのでは?

確かに、民主の仕分けは、明らかにズサンな点もあると思います。
(書類を見なくても、有り得ない発言の数々を聞けばわかりますし)
スポーツ関係者が、民主=スポーツの敵という構図は作りやすい。
しかしながら、過去に無駄が無かったのかと問えば、
それは有り得ない話と思いますし。

スポーツ事業関係・経営者の方々で、ブログを書いている方も多いですが、
そろそろ発言していっていいのでは?
自民側・民主側とかは関係なく、
スポーツが生きる道として、
自分みたいなスポーツビジネス1年生程度ではなく、
10年生、20年生、30年生が、意志表示していかなくては、
この先、何も変わらないのでは?


自分もマイナースポーツを助けたい信念を持っているつもりです。
しかしながら、マイナー競技だから金がほしい的に映る発言では、
陳情型=Push型である。スポンサー獲り同様、Pull型で攻めるべき。

TOTOの金が余っている事は、一般社会は知らないし、
スポーツにも天下りによる利権がありますし、
とにかく、対象資金は税金である点をもっと考えないといけないでしょうね。
海外遠征で、選手はバス・エコノミー、役員はハイヤー・ファーストでは、説得力無し。
中抜きを無くせば、選手に使える金は、以前でももっとあった訳ですし。

民主は、そういう細かい点を攻めて、真の改革をするべきだし、
自民は、今後、選手育成やスポーツ発展に集中するから、
ここだけは維持、いや増額しろと攻めるべき。
但し、完全対決構図になっては、余計に事が着地しないですよね。
(かと言って、超党派審議で進めても、結局、政局絡みになるけど)

確か、UKでしたよね、スポーツ予算が増えたのは。
最初は今の日本と同じように、経費削減で陳情型の反対もあったようですが、
UKの場合は、スポーツは教育と密接な関係があるというデータを見せて、
角度を変えて見れば、
メリットの先のベネフィットを見せた事で、予算増額を実現したようです。
選手を活用して、前面に出した抗議や陳情ではなくて、
(まあ、社会へのパフォーマンス作戦もありますが)
もう少しロジカルにしてもいいのではないですかね。
今の時代、スポーツは聖域にできないですから、
もっと、ビジネス界のように、シビアに進める必要があるのでは?

仮に、事業仕分けが進んで、予算大幅削減となった場合、
選手への直接経費を維持し、間接経費を詰めれば、
被害は少ないはずですよね?
これが、蓋を開ければ、選手の直接経費が真っ先に削減されるのでしょ?
そりょないでしょと、今度は選手の反乱が起きますよ。

スポーツ関係者も、スポーツの現場だけを見て話をするのではなく、
税金=社会や時代を最大配慮して、スポーツの立場を考えないと、
どんどんズレてきます。

名だたるナショナル企業の役員やTOPコンサルは、
こういった状況を見て、何をやっているんだろと笑っています。
まあ、これはスポーツだけの話ではありませんが。

個人的には、スポーツが正常化するチャンス期と捉えています。

このような政局とは絡めなくても、
メダリストでさえも、金が無くて、時給800円のバイトをしなければならないという、
日本のおかしなスポーツ(選手)環境を深く認知しているつもりですので、
じゃあ、その原因は?という原因追求と共に、
じゃあ、どうすればいいの?という課題解決策を、
民間なりにやっていくしかない。
選手達も、真の支援とは何かを、深く考えてほしいですね。
それも1つの情報武装です。

特に五輪選手は、税金である予算(全体額)が、
どのような配分・用途で、各競技に分配されているかを、
よく勉強すれば、何が正しくて、何を改革すればいいのかが、
見えてくるはずですよ。
posted by sports777 at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

内藤VS.亀田戦が教えてくれた御客様視点

■ソース
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/03/news072.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091204-00000041-zdn_mkt-bus_all
■概略
最近は20%を超えれば喜ぶテレビ局。そんな中、プロボクシングWBC世界フライ級タイトル
マッチ内藤大助VS.亀田興毅戦はボクシング番組歴代2位の43.1%の視聴率を記録。

A・43.1%の高視聴率をたたき出した3つの要因
@理由1:試合時間をきっちり1時間に設定したこと

  以前TBSは、試合が20時から始まるのに、19〜21時の番組を組み、始まるまで1時間を
  延々と過去映像で引っ張り、クレームが集中。これを反省し、1時間の中継に変更。
  →お客さまからのクレームを真摯に受け止め、改善したことが支持された!
A理由2:分かりやすい対決の構図を作ったこと
  「内藤=冷静なヒーロー」「亀田=熱血の敵役」のように、分かりやすい対決構図。
  「正義のヒーローVS.敵」という、日本人が好むストーリー仕立てで、お客さまが感情移入。
  →試合の“意味”を分かりやすくした
B理由3:ボクシングの醍醐味とも言える打ち合いを続けたこと

  「両者、様子をみながら静かなスタート」という世界戦が多い中、1ラウンドから緊迫した展開。
  チャンピオン・挑戦者ともに「凡戦はお客さまを裏切ること」と意識し、「魅せる」試合を続けた。
  →お客さまが望むボクシングの面白さ(=目が離せない展開)を2人のボクサーが演出

B・お客さまは「世界戦」ではなく「ストーリー」を見たかったのだ
3つに共通するのは、すべて「お客さま視点」ということ。
お客さまが望んだ改善、お客さまが望んだ分かりやすい構図、そして、お客さまが望む展開。
このお客さまの興味・関心の上においては、もはや「世界戦」という冠はこのコンテンツの
「スペック」の1つにしか過ぎません。
関係者には「世界戦」という冠が重要ですが、お客さまにとってはどうでもいいこと。
お客さまはボクシングというスポーツに名を借りた、筋書きのない人間ドラマの
「ストーリー」を見たかったのであり、「世界戦」だから見たかったのではありません。

実際、ほかの世界戦では視聴率10%以下のコンテンツもあるというのが現実です。
必ずしも「世界戦」が売りになる時代ではなくなったのです。

C・作る側の「押しつけたいこと」、消費する側の「望むこと」
放送番組にかかわらず、
商品・サービスの作り手は、様々な施策・仕掛けでお客さまに受け入れられようと努力します。
しかし、多くのプロモーションで、作り手・売り手視点の「押しつけがましい広告」が氾濫している。
どんな施策や仕掛けをしても、結局最後は「お客さま」が判断するもの。
商品開発には、そんな「お客さま視点」の取り込みが重要だと思うのです。
「作り手・売り手ありき」ではなく、「お客さまありき」で、そこに適切な「スポンサー」や「商品」を
結びつけ、スポンサーにとっても、お客さまにとっても、最も効果的な方法に立ち返るべき時。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは非常にわかりやすい記事ですね。
スポーツ・スポンサー獲りの秘訣とかなりダブっています。
さすが、ダイレクトマーケティングの小野寺氏。説得力があります。

スポンサー獲得に置き換えて、上記記事を読みますと、
無料レポートでも述べている通り、
スポンサー獲りのポイントは「相手の立場に立った依頼の仕方」。
細かい重要点はたくさんあるものの、この一言に集約されます。

スポンサー獲りにおける「相手」とは、まさしく資金を出す「スポンサー企業」であり、
上記記事の「お客様(視聴者)」とイコールです。
御客様=相手→スポンサー企業が望む事は何か?
単なるウェアへの社名ロゴを望んでいるのか?
どのようなスポンサーニーズがあって、何をスポンサーメリットにすればいいのか?
このような点を追求する事が、
スポンサー獲りの成功に結び付きます。

スポンサーは、アスリートのウェアにロゴを貼ること自体を求めているのではなく、
あくまでも、その広告露出が、売上やブランドUPに繋がる事を望んでいます。
(だから、売上・ブランドを上げる提案が、必ずしも、ロゴ露出とイコールではない。
 つまり、ロゴを貼らなくても、売上・ブランドを上げられる手法でも良い)

アマチュア選手はテレビ露出がないので、
内藤・亀田戦のような、ストーリー仕掛けはできません。
しかしながら、ストーリーが無かったとしても、
スポンサーニーズに応えるスポンサーメリットを叶えられるならば、
スポンサー獲得は十分可能。

もう1歩、踏み込んで考えてみましょう。
スポンサー企業は誰を「相手」にしているのか?
これが重要です。
スポンサー企業は、商品・サービスを売る相手=消費者を最重視しています。
ですから、スポンサー獲得を狙う選手は、
正確には、「相手」の「相手」、つまり、消費者を最重視した提案をしなくてはなりません。

消費者には最近、このような傾向がある為、このようなプロモーション協賛は
いかがですか?と提案できれば、YESという答えを引っ張りやすくなりますよ。

上記のCは、非常にわかりやすくまとめられていますが、
選手の自主情報ばかり押し付けるPush型(陳情型・詐欺型)が、
いかに、相手の心に刺さらないかがわかるはずです。
企業への提案は、Pull型が基本。
これは、ビジネス社会では常識であり、
スポーツ、特にアマチュア選手のスポンサー獲りの世界では、
この常識が、すっ飛んでいます。
自分は、頑張っている、凄い、強い、偉い・・・のような攻め方ではなく、
いかに、相手の相手(消費者)を意識し、相手(企業)の役に立つ事を考える事が重要。

ぶっちゃけ、極端に言えば、
企業は、メジャー競技だろうと、マイナー競技だろうと、キッズであろうと関係ない。
戦績が良かろうが、弱かろうが、女性選手であろうが、テレビに出ようが出まいが、
プロだろうが、アマだろうが、これも関係ない。
関係するのは、スポンサー契約して、売上が上がるのかどうか。
ただこれだけ。ポイントは1つ。
これが最重要点。

だから、当ブログやメルマガでは、
戦績下位だろうが、草レベルだろうが、
スポンサー獲得は可能だと述べているのです。
大丈夫、
ブログ読者の、例え草レベルのアマチュア選手でも、
スポンサー獲得は可能!
Get! Sports Sponsor!!!


ところで・・・・もう1点だけ、記載しておきます。
上記記事では、
「作り手・売り手視点での押し付けがましい広告が氾濫している」と書かれています。
まさしく、その通りで、
今や普通の「広告」では通用しない。バズマーケティングを含めた「PR」の時代です。
Onewayのマスマーケティングでは、顧客反応が取りにくい。
財布の紐を緩めない。
だから、顧客サイドへのマーケットインが常識化し、心理を追求した情報発信が求められる。
エモーショナルマーケティングが強くなっているのも、納得できますよね。
コーズリレイテッドマーケティングが、今頃になって注目されてきたのも、
わかりやすい。
もちろん、この先も、マスマーケティングの強さは維持されます。
しかし、急速に、その力が揺らいできているのも事実。

プロ(ビジネス的な専門家)とアマ(誰でも)の境が曖昧となるボーダーレス社会。
専門家域(玄人域)に、素人が割り込んで金を動かせる時代ですから、
そういった観点でも、
各業種のプロ=専門家=企業は、よりマーケットインして、
消費者を味方につける必要がありますよね。
posted by sports777 at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高校総体、8競技にゼッケンスポンサー導入

■ソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2009120400840
■概略
全国高校体育連盟は、毎日新聞社が高校総体の共催者となることを承認。
高校総体は高体連と開催自治体などの共催で行われていたが、
主催者に一般企業が加わるのは初めて。
また、夏の高校総体の実施競技である陸上、体操、柔道、テニス、重量挙げ、空手道、
アーチェリー、カヌーの8競技について、来夏から統一のゼッケンスポンサーを導入する。
高体連の主催大会では昨年まで教育的配慮からゼッケンスポンサーを認めていなかったが、
今年2月の全国高校スキー大会で解禁し、今月の全国高校駅伝でも使用される事になっている。 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大学はもちろん、
高校でも企業力が必要になってきています。

個人的には、どんどん導入するべきと思いますね。
まあ、そこには利権が発生しないように、配慮して頂きたいですが。
posted by sports777 at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初めて付いた、J2岐阜に胸スポンサー

■ソース
http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20091203105.html
■概略
J2岐阜は3日、自動車関連製品製造、販売のシーシーアイ株式会社とユニホーム
胸スポンサー契約。岐阜の同契約はJ2昇格後初めてで、期間は2010年1月末まで。
5日のJ2最終節の徳島戦からロゴ入りのユニホームを着用する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほう、良かったですねえ。

posted by sports777 at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月03日

マイナースポーツ部の部員獲得戦略

大阪体育大・藤本教授のブログに、
面白い記事がありましたので、取り上げさせて頂きます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ソース
http://sml.blog.eonet.jp/blog/2009/05/post-caca.html
■概略
私は、大阪体育大学アルティメット部の監督を務めている。
このマイナースポーツへの今年の入部者は男女32名。部員数は男女78
名。
高校まで部活動がなかったアルティメットの新入部員獲得は容易でない。
その中で、毎年、安定した新入部員数を確保できている理由は
「ターゲットマーケティング」を用いた勧誘戦略だ。
入学してくる学生は600人ほど。
しかし、一定は、スポーツ推薦や競技力で入学し、部活動が決まっている。
彼らにアプローチしても反応は期待できない。
アルティメット部のターゲットマーケットは、
 「自分の競技力では、これまでの種目では活躍は難しい」
 「新しいスポーツに挑戦してみたい」
 「入学後に始めても優勝を狙えるスポーツを始めたい」とういう新入生。
ここにダイレクトにアプローチすることが、新入部員獲得につながる。
600
人の新入生の中から、ターゲットマーケットをどう発見するのか。
勧誘活動の時に、
「どの入試で合格?」「部活動を決めていますか?」
この質問の回答で把握できる。
実際に、勧誘活動の資料は、
600
部よりはるかに少ない。
ターゲットマーケットを見極めて、そこだけに配る。
入部可能性のない新入生に配っても効果がない。
次に、「関心」を持って見学に来た新入生に、競技の「楽しさ」を伝える。
アルティメットの「本質」を伝えるのは、パス練習ではなくゲームだから。
この取り組みが「関心」を「欲求」に導く。
そして最後に、現部員からの丁寧な説明だ。
彼らの人柄と活動内容や競技の面白さ説明で不安解消し、安心を提供
これが「欲求」から「行動(入部)」を引き出す決め手となる。
マイナースポーツの部活動が部員の獲得に苦慮している話はよく聞く。
マイナースポーツだからこそ、
入部可能性の高い新入生の特性を明らかにし
ターゲットを絞り、そこに獲得努力を集中化させる「戦略」が重要。
もちろん、戦略以前に大切なことは、明確な理念を持ち、その理念を
理解して行動することのできる部員(学生)を育てることである。
これがなければ、例え獲得に成功しても「維持戦略」は展開できない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さすが、大学教授、
ロジカル、かつ、わかりやすいですよね。

国内のマイナー競技を拡大していくには、
大学時点での競技波及が重要ですので、
各大学の監督・顧問・コーチの方々も、藤本教授に御指導頂きながら、
実践してみてはどうでしょうか。
競技人口に大きく影響してきます。

大学時点よりも前に、
小学校・中学校・高校時点でも活用できますよね。

・・・・・
そう、ここで、この記事を取り上げさせて頂いた理由は、
当ブログ読者のアマチュア選手のスポンサー獲得にも、
共通する事が多かったからなのです。
スポンサー獲得活動(戦略)も、部員獲得戦略と共通項が非常に多い。

まず、最初に、熱意・根性等のハート有りきです。
上記記事では、戦略以前に理念が大切と記載されていますが、全くその通り。
熱意だけでスポンサー獲得は無理、但し、戦略だけでもダメ。
熱意(理念)というベースの上に、戦略が付加される事で、
大きなパワーになって、獲得率が上がる・・・これがスポンサー獲りの基礎条件です。

ここから先が、マーケティングというテクニックが絡んでくる訳ですが、
特に以下2点が重要。

 ・ターゲットを選定=ただ闇雲にアプローチしても、時間と労力の無駄。
             OKを得やすいターゲット企業を狙う事がベースになります。
             ですから、何度も伝えていますが、単なる飛び込み営業は
             止めた方がいい。年間500社以上も回っている選手がいますが、
             時間の無駄で非効率。
             5〜10社に集中して、いかに口説くかを研究する時間に当てた
             方がクレバー。この5〜10社を深くリサーチする事が重要。
             上記記事では、全生徒600人(スポンサー獲得活動では、
             企業という市場)にパンフを配布するのではなく、
             OKを得やすい人にしか配布しない、つまり無駄なアプローチは
             していない事になります。
 ・相手の立場で考える=無料レポートでもメルマガでも、当ブログでも繰り返し
             伝えているのが、「相手(企業)の立場に立った依頼(戦略)」。
             上記記事でも、相手の心理を読み、そこにアプローチを集中
             させていますよね。
             スポンサー獲得活動の場合も同じで、企業は何を考えているか?
             何を望むか?をよく考えて、真のスポンサーニーズから、
             真のスポンサーメリットを予測しなければなりません。
             それと、
             上記では、交渉時点で、楽しさと安心感を伝える事で、
             「関心→欲求→行動」に結び付けています。
             スポンサー獲得活動でも全く同じ。相手の心理を考えながら、
             そこに合わせた順序・手法で交渉しなくてはなりません。
             「ポテンシャル企業選抜→メリット伝達→クロージング(契約)」
             という流れ。
             相手からのOKを得る流れの中で、安全・安心感や期待性、
             信用性を付加させていく事で、獲得率UPを狙わなくてはならない。
                          
そう、スポンサー獲得戦略は、上記の部員獲得戦略と全く同じですよね。

これらは、各競技の大会集客戦略、スポーツ施設の会員獲得戦略、
NPOクラブの寄付獲得戦略、社会人クラスでのマイナー競技普及戦略、、、、、
多くのスポーツ関連の向上策に使える、基礎的な考え方です。

無論、これらのマーケティング論は、
スポーツよりも、ビジネスの方が先行していますから、
ビジネス書籍やビジネスセミナー等でマーケを勉強しても、
スポーツに使える手法が数多く見つかるはず。
参考に、色々なマーケティング関連書籍を読んでみてはいかがでしょうか。

スポーツマーケティングというと、
アマチュア選手から見ると、少し難しい事に思えてしまうかもしれませんが、
藤本教授の上記事例であれば、皆、高校・大学の部活新入生を誘った経験が
あると思うので、自分の過去を重ねて想像ができるでしょうから、
非常にわかりやすい記事ですよね。
さすが、スポーツマーケのプロ。
いずれ、どこかで御会いする事があると思いますので、
藤本教授、その時は、よろしく御指導下さい。



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スポーツ施設の集客

■ソース
http://mainichi.jp/area/shiga/report/news/20091201ddlk25040796000c.html
■概略
高島の4スキー場 個性生かし集客へ連携 /滋賀
◇共通パンフなど作りPR、競い合うより共存

スキー客呼び込みへ高島市の4スキー場がスクラム。
今秋発足した「高島市スキー場協議会」が合同で宣伝活動に乗り出した。
ひところのスキー、スノーボード熱は去り、経済も冷え込んだままのご時世。
客を奪いあうより4者が束になって魅力を発信→相乗効果を期待する。
県内9スキー場のうち四つが高島市内。4スキー場への来場客は昨シーズン15万人。
4者合同のPR第1弾は大阪市の京セラドーム大阪で10月31日から4日間、開かれた
「スノーリゾートフェア冬博」への合同出展。昨季は単独出展したが、今季は4スキー場
仲良く同じブースに入り、経費が節約できた。さらに、市から出展補助金が出たことも成果。

パンフレットやポスターも4スキー場共通版を作った。
JR駅への配置は一民間企業では困難だが、協議会を組織し、行政の関与で道が開けた。
地元へのPRイベントも4者合同で11月22日に実施した
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

戦うよりも、味方になって効果を生む・・・・という考え方の一例になります。
スキー場という、スポーツ施設の1つでもある空間の話ではありますが、
チームでも個人でも同じ戦略が取れますよね。

そもそもスポーツは戦うものですが、
目的が一緒の事が、競技で戦う以外の所に多いですから、
そこは、共存というか、タッグを組んで対処するのも、当然、有りです。
集客・資金調達・競技普及・CSR・コンプラ・・・・・・
タッグが有益になるテーマは多い。

posted by sports777 at 03:20| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スカッシュ福井裕太、スポンサー募集

■ソース
http://www.asahi.com/sports/column/TKY200911280217.html
■概略
福井裕太
体力と知力が求められるスカッシュ。08年に全日本選手権を史上最年少の20歳で制し、
今年も優勝した。

中学1年の00年にジュニアの全国大会を制して以来、毎年のように全国大会で優勝。
コートはテニスの約4分の1だが、運動量は2倍以上と言われる。
11点先取の5セット制で、セット間は90秒。わずかな間に攻め方を考える。
国内では圧倒的だが、海外のプロツアーでは予選落ちも多い。
遠征を増やしたいが、収入は国内大会賞金だけ、優勝しても十数万円。
1日6時間、週6日の練習を減らすわけにもいかず、
「スポンサーが欲しい。その為には注目してもらえる成績が必要」。
若き第一人者は、シングルスなど4種目すべてでメダルを狙う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次世代アスリートですね。
今後、注目を受けるでしょうね。

戦績TOPならスポンサーを獲れるという訳ではないので
(無論、メディアに出て、企業接触度も交渉度も上がりますが)、
周辺要素も高める事を、
近くの関係者は教えてあげないと。

若い時点で資金調達がプラスされて、
一気に世界を狙えるアスリートになってほしいですね。
福井選手、頑張って下さい。




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次世代アスリートと全く関係ありませんが、
次世代芸人を見つけました。
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00595/v06719/v0671900000000521119/
赤いプルトニウム(太田プロ)・・・面白い。
U字工事とかぶるけど。

posted by sports777 at 02:29| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年、Jリーグ危機?

■ソース
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200911300008a.nwc
■概略
【スポーツ経営放談】帝京大経済学部教授・大坪正則

■Jリーグと協会、一丸で再生を
Jリーグは、11月理事会で、資金難の大分トリニータに、05年創設の公式試合安定
開催基金から3億5000万の融資を行い、来年1月末に、2億5000万円の追加融資。
基金残高約10億円の内、約60%を融通。
≪チーム決算、吟味せよ≫
大分は、今季に入り成績低迷に伴う入場者減や人件費高騰などで借金が一気に膨らみ、
累積赤字11億円、債務超過5億6000万円に。06年より前から経営破綻状態であり、
その頃から既に資金繰りが悪化していた、リーグが対応を放置していたことは明白。
リーグ全体も恐ろしい状況になっている。
08年度の経営情報によると、J1(18クラブ)とJ2(15クラブ)の累積赤字が117億円、
資本金合計が161億だから、債務超過まで44億円しか残っていない。
多くのクラブが厳しい経営環境に直面している。
現在、リーグが全国市場、すなわち、テレビ・マーチャンダイジング・スポンサーシップの
現金化から得た収入はリーグの経費その他を控除後、各クラブに分配される。
だが、リーグからの分配金はクラブ収入の10%に過ぎない。
他の国、特にヨーロッパのサッカークラブではありえない構造だが、日本のクラブは
クラブ運営費の残り90%をチケット販売とスタジアムの物品販売で賄わなければならない

そこで、クラブは、出資会社を中心とする広告料獲得とホームタウンでの商品販売に力を
入れることになる。しかし、資金力のある会社が出資するクラブは何とか収支を整えることが
可能だが、資金力の乏しい地元の自治体や企業に支援を仰ぐクラブは収入不足に陥る。
≪ビジネス統合も一案≫
悪いことに、10年に入るとさらに環境が悪化すると予想される。
なぜなら、企業のスポーツ関連広告予算が、2月のバンクーバー・オリンピックと8月の
ワールドカップ(W杯)に振り分けられ、リーグ向け予算が削減される可能性が高いから。
リーグのビジネスが低迷する一因は、リーグの人気が、ホームタウンを中心とする
サッカーファンに盤石な形で根付く前に日本代表に移ったことにある。
ヨーロッパと違い、リーグの歴史が浅かったためだが、今は仕切り直しが必要だ。
リーグの窮状を救うには、ドイツのサッカー協会とブンデスリーガが放送権利料を
一括管理するように、リーグと日本サッカー協会がテレビ・マーチャンダイジング・
スポンサーシップの全国市場でのビジネスを統合するのも一案である。

同時に、各クラブの累積赤字が解消されるまで、リーグ関連の直接経費を除く、
ユースや女子の育成費用などの間接経費を抑制することもやむを得ない方策だと考える。
【プロフィル】大坪正則
西南学院大学商学部卒。70年伊藤忠商事入社。99年に潟jッポンスポーツマネジメントを
設立。04年帝京大非常勤講師。現在は経済学部経営学科教授。専門はスポーツ経営。
http://blog.nippon-sports.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

非常にわかりやすい記事ですね。
2010年、確かにそのような気配がしますね・・・

大手企業程に、大きな大会=露出性を求めるのは当然ですし。
プロスポーツが露出命=広告露出効果のみと、企業に考えられている限り、
この関係は今後も変わらず、
時代や社会の中で、スポーツは必ずリスクが伴うポジションとなります。

Jの場合、ここまでヒントが大坪氏から出ているので、一アクションとしても、
速攻対処を要するのでは?

大手企業の予算は、大手広告代理店に掛かってくるから、
代理店は、既に10年の予測ができていますし。
代理店としても、でかい金額が動く、大きな大会を推奨する為、
余計に現実化するのでしょうね。

基金残高4億や累積赤字を考えると、
確かに、華やかなJリーグもかなりレッドゾーンなのか。
既に、各所で対応策が練られているはずですが、
早いアクションを望みます。





posted by sports777 at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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