http://osaka.yomiuri.co.jp/sports/other-games/20091219-OYO8T00275.htm
■概略
大阪市は18日、豪・メルボルンから大阪までの太平洋1万200キロを2人乗りヨットで
縦断する両市主催の「メルボルン大阪ダブルハンドヨットレース」について、
スポンサー獲得の見通しが立たず、2011年の次回開催から中止すると発表した。
姉妹都市交流をきっかけに20年続いた世界最長の無寄港レースも、不況の大波を
乗り越えることは出来なかった。
運営費は約1億5000万円で、毎回、1億円以上を企業の協賛金に頼ってきた。
ところが、次回レースは、世界不況でスポンサーに名乗りをあげる企業はゼロ。
参加ヨット数も87年の64艇から、07年は16艇にまで落ち込み、打ち切りを決めた。
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冒険スポーツも金が掛かるものです。
が、1億ポンと出せる企業も少ないですよね。
いや、ゼロではないはず・・・ですが、マッチングには時間と戦略が必要です。
これまでは、熱意と根性に金を出す経営者も多かったのですが、
今は、明確な費用対効果というか、ROI(ROS)が見えないとねえ。
一般論としては、今後、仮に景気が好転したとしても、
以前のように簡単に契約に持ち込むのは至難の業。
広告露出の概念自体が揺らいでいますし。
一般的対策としては、小口を大量に・・・という形でしょうか。
しかし、大口をもっと違った方法で狙うというのは、今も生きていると思いますが。