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2009年11月19日
人工雪ゲレンデ:温暖化を考えて
http://mainichi.jp/select/science/news/20091108k0000m040058000c.html
■概略
名古屋市中区栄の久屋大通公園に7日、人工雪の特設ゲレンデが出現し
スキー、スノーボードの選手たちが買い物客らに華麗な滑りを披露した。
ウインタースポーツを通じて地球温暖化への関心を高めてもらおうと、
スポーツ選手で組織するNPO法人スポーツサポート協会などが企画。
地球(アース)と選手(アスリート)にちなんだ「アースリートフェスタ」と名付け、
06年から毎年開いている。
子供が遊べるゲレンデのほか、高さ15メートルのジャンプ台も設置。
選手たちが空中で技を決めるたび、歓声が起きていた。
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街頭での競技披露プロモーションは、競技普及に影響します。
各協会・連盟(体協かJOCか)役員は、こういう所に資金投資してほしいですね。
街中で見せるからこそのメリットもあるのですから。
競技へのキッズ獲得にもなりますから、
競技人口への影響が大きい。
しかも、上記はエコテーマ。
スポーツ界は、とかく地域密着を前面に出し、
青少年教育や清掃活動を主軸とした社会貢献活動こそCSR寄与と考える傾向が
ありますが、環境系コンテンツも、企業が望むこと。
社会貢献系よりも、エコブランディングを優先する企業もありますからね。
Jリーグ等では、かなり深いエコアクションを実施されているクラブもありますが、
まだまだスポーツ界全体を俯瞰すれば、スポーツ*エコは遅れています。
ですから、上記の記事などは、企業にも社会にも役立つものとして、
協賛が付きやすいでしょうね。
(上記はNPO主催なので、協賛というよりも、それこそ社会貢献費としての
科目計上かもしれませんが)
トヨタ撤退、中嶋・小林F1出場危機
http://www.yomiuri.co.jp/atcars/ms/f1/20091118-OYT8T00538.htm?from=yolsp
■概略
トヨタ撤退で、1983年以来、チームやエンジン供給者の日本勢が姿を消す。
モータースポーツ界への影響も懸念される。
今季の日本人ドライバーは、ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴(24)と、トヨタ控えドライバー
小林可夢偉(23)。ともに若くて将来性はあるが、トヨタという後ろ盾があればこそだ。
小林は最終戦で6位。トヨタ存続なら、来季の正ドライバーは確実だが、現状は厳しい。
新人がF1に採用される際は、スポンサー企業の支援がものを言うからだ。
トヨタがチームを送り出し、体制維持を明言する国内レースも不安が残る。
景気低迷で出走台数を大幅に減らしたフォーミュラ・ニッポン(全8戦)の今季の観客動員は
17万6000人で昨年比約4万人減。スーパーGT選手権(全9戦)も前年比約4万人減の
44万6000人にとどまり、「スポンサー減少で、来季は出走台数が減る
可能性もある」と楽観はできない。逆風の中、関係者が求めるのは、スタードライバーだ。
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トヨタF1撤退は確実に、モータースポーツ人気に深く影響しますよね。
モータースポーツ界は、現状維持はもちろんなのですが、
近未来の競技人口やファン開発に力を入れないと・・・
そうなると、やはりキッズでしょうか。
モータースポーツ界の関係者は、キッズから上がってくる選手もいるが、
中・高・大学生が他競技からモータースポーツへシフトしてきた実績も
あるから大丈夫という意見もあります。
18歳前後で免許を取得してから、モータースポーツで開花する選手がいるのも事実。
確かにわかりますが、
やはり、今後の経済状況を考えて、資金のない若者が、
新たに金のかかるモータースポーツへ入り込む確率は維持できないはず。
親の収入が減り、車自体への人気が下がり、リスクの方が大きい。
(例えば、トヨタは若者に車を売り込むのに、マーケティング上、携帯電話を
競合とした例もありますが、車か?携帯か?・・・という有り得ない比較が、
実際には、若者心理の中で働くのは事実)
確かに車は面白いが、金は掛かるし、仲間との携帯会話を控えなくちゃいけないなら・・・
と、考える若者もいる事でしょう。
悲観ばかりしていても始まらないので、
まずは、ファンが離れないような施策は当然の事、
レンタルカートなど、なるべく金の掛からないエントリー・モータースポーツを広報して、
とにかく一度でも体験させる・・・ビジネスで言えば、サンプリングみたいなもの。
地味ではあるが、
そういう事を関係者が真剣に金をかけてスタートしないと、手遅れになります。
モータースポーツファンとしては、
早く、関係者に動いてほしいと思います。
