99%の選手がPush型企画書・価格不相応で成約できない→ここを改善すれば獲得率は上がる!
2009年11月16日
サーキットに行こう、子供もOKのレンタルカート
http://news.livedoor.com/article/detail/4452963/
■概略
富士スピードウェイ(FSW)にはモータースポーツを手軽に体験できるプログラムが
数多く用意されいる。そのなかで唯一、普通免許不要で楽しめるのがレンタルカート。
一見、遊園地のゴーカートのようだが、スクーター用の50ccエンジンを搭載し、
最高速は60km。身長145cm以上なら誰でも運転できるとあって、子連れにも人気。
コースは全長520mで、料金は7周1500円。ヘルメットとグローブの貸し出しは無料。
スピード感は乗用車の比ではない。
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某ショップ社長の話によると、
近年のショップ収入で、レンタルカート収入の比率が上がっていると。
それだけ、低コストで始められるレンタルの方に、シフトしているという事ですね。
モータースポーツの競技普及には、2つの事が必要。
1・競技人口をカート等で増やす。
2・競技観戦者(サーキットでもテレビでも)を増やす。
レーシングカートは前者に大きく貢献しているのですが、
とにかく金が掛かり過ぎる。
そのハードルを低めようと、レンタルカートが現れたのですが、
50cc、max60km/hというように、本格的レーシングカートに比べたら、
性能は落ちますが、十分、横Gやスピード感を体感できるはず。
特に、2の方々=モータースポーツファンの方に乗って頂きたい。
見るだけでなく、乗る。
これが、もっとモータースポーツへの関心に深まります。
そして、次のステップとして、
レーシングカートの世界に上がってほしいです。
3Gともなると、首を鍛えないといけないですし、
座っているだけであまり筋力を使わないと想像する方も多いのですが、
初心者が1度乗れば、全身ボロボロになるはず(笑)
それだけ全身体力を使う競技という事がわかるはずです。
(緊張感で発汗しますから、体重が落ちるし、ダイエットにも良い(?))
着座が低いので、実際の100kmのスピードは、体感300km/h。
これは、怖いですよ。
その恐怖が病み付きになるのですが。
最初はドリフトでマシン操作を楽しむのもOK。
突き詰めていけば、グリップでないと勝てないのがわかって、
のめりこんで行くでしょう。
とにかく、騙されたと思って、一度乗ってほしいですね。
そして、ガンガン、スピンするまで、コーナー速度を上げる事です。
こんなスピードで曲がれるのかと、カートと言えども、
ハイグリップタイヤに驚くはず。
他競技のアスリートの、動体視力鍛錬、全身筋力UPにも良いはず。
F1中継を見るのもいいけど、
とにかく乗ってみてほしいです。
それがモータースポーツ普及に繋がりますし。
世界一MVP松井、1本1億円CM依頼5社
http://hochi.yomiuri.co.jp/mlb/news/20091116-OHT1T00006.htm
■概略
ヤンキースからFAとなった松井秀喜外野手(35)に新たに5社、現在スポンサー契約
している企業を含めて合計8社からCMオファーが来ていることが分かった。
松井の商品価値は上昇。テレビやイベントの出演依頼なども100件以上と殺到。
すでに缶コーヒー「ファイア」のキリンビバレッジ、イメージキャラクターのコマツ、
アドバイザリー契約のミズノのほかに、現在のところ5社が“企業の顔”に。
CM出演料はマリナーズ・イチロー外野手(36)と同じクラスの1本約1億円とみられる。
今季年俸1300万ドル(約11億7000万円)で、今後も出演オファーが増えるのは確実。
CM・広告・イベント収入・グッズ売上など総合で、松井の経済効果は10億円近く。
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プロ=パフォーマンス力が報酬に直結・・・これは当たり前の事ですが、
改めて、それを再考させられます。
しかもメジャー競技・野球ですから、
その効果は絶大。
アマチュア選手も当然、パフォーマンスが最低条件にはなるものの、
優勝しても全くメディアに掲載されない競技もあります。
(例えばセパタクロー等は、昨年の世界選手権で銅メダルを取ったのに、
国内メディアは1社も報道しなかった。
これには、スポーツメディアにクレームを言いたいですね。
鰍ナ運営しているスポーツメディアは、確かに営利追求で人気競技だけ追っていて、
視聴や購買を求めるのは当然の事。
しかしながら、スポーツに関わる以上、まして、公益性も含むメディアという仕事である限り、
マイナー競技の競技普及は、社会貢献活動の一つとしても実施してほしいですね。
個人的には、スポーツメディアのCSRを問いたいと思います。
又、これはセパタクローだけの課題ではなく、全マイナー競技の課題ですから、
競技選手や協会・連盟も、スポーツメディアに対するアクションを勉強しなければ
なりません。)
そういう競技選手は、
パフォーマンスと同時に、他のモノサシでも頑張らないといけません。
当ブログ流に言えば、情報武装や戦略的な思考・行動ですね。
頑張って下さい。
横浜国際女子マラソン、クラブ選手のパフォーマンス
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20091116-566411.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/athletic/event/headlines/20091115-00000019-spnavi-spo.html
■概略
嶋原がヌデレバ抜き2位/マラソン
1年間で4度目のマラソンに臨んだ嶋原清子(32=セカンドウィンドAC)が2位。
実業団でないクラブチームの選手としての生きざまを示した。
36・5kmでヌデレバを抜き2位。「これでセカンドウィンドを知ってもらえたら」とPR。
07年4月、資生堂を退社し、川越監督が立ち上げたクラブに参加。
実業団でなく、月給はない。
約800人会員からの会費やスポンサー収入で運営される。
クラブからの補助は、家賃だけ。レース賞金、出場料で生活。
実業団選手ではあり得ないローテーションも、クラブならではの事情。
今大会も同じユニホームを着た市民ランナーの会員9人が出場した。
「ウチのチームの魅力はそこです。会員が増えたら、頑張る力にもなる」と嶋原。
不況で廃部が相次ぐ今、こんな生き方もある。
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別件打合せで中継観戦できなかったのですが、
セカンドウィンドAC・嶋原選手が、また名を上げたようです。
陸上に限った話ではなく、全競技において、
企業スポーツ休廃部やスポンサー撤退傾向が続く中で、
恵まれた実業団チームに比べたら、クラブチームは大変です。
上記のセカンドウィンドは潟Nラブで営利追求とはいえ、色々な観点で大変だと思います。
(一方、NPOクラブは公益性というか、ビジョン追求が優先されるので益々大変)
しかし、大変なんて言っていられない。
パフォーマンスを上げるのはもちろん、裏側での営業努力も必要ですし。
セカンドウィンドはスポーツクラブとして、非常にいい上昇をしていますよね。
今は、選手も監督も大変でしょうが、大丈夫、未来は明るいですよ。
実は、今回は他選手を応援していたのですが、
色々プレッシャーもあったようで、次回頑張らないと。
ここから一般論。
記事のような、800人の会員を集めるのは至難の業。
信用・信頼・共感・支持、そしてパフォーマンス力がないと人は集まりません。
逆に考えれば、それらを向上させれば、世間はついてきてくれる。
簡単なようで簡単じゃない。
そこには創意工夫が必要。
(無論、情熱も必要)
最近は、選手はもちろん、
クラブオーナー・経営者・監督と御話する機会も多くなりましたが、
やはり成功者の方々は、他と違う思考回路と行動力を持っておられる。
そこには、創意工夫があり、
世間体や暗黙ルールや権力などを撥ね退けた、1歩踏み出す勇気があります。
常識的に動いていたら、他と変わらない。
他と違う手法・戦略で、事を動かしている点が、成功レールに乗せている方々の共通項。
選手でも同じです。
スポンサーを獲得したいと連絡してくる選手は大量ですが、
結果的に、獲得できる選手には、やはり共通項があります。
情熱・根性・気合いは、最低限、持っていて当然。
プラス、人を呼び込む(巻き込む)力ですかね。
それは戦略的な思考回路であったり、コミュニケーション力であったり、
よーし、君を応援しよう!と言わせる見えないパワーを持てるかどうか。
細かく言えば、色々な要素があるのですが、
成功レールに乗せているクラブオーナー・経営者・監督と同様に、
やはり、他と違って、キラリ輝いているものがある方こそ、成功に近い。
(何をもって成功という見方もあるのですが、ここではスポンサー獲得という
面をモノサシにしています)
アマチュア選手が、自分の全財産を、誰かしらに人に託さなければならない・・・
といった究極の仮定話をすると、誰に投資するか?
根性論だけの人に託しますかね?
根性はわかった、では具体的にどうなの?未来はどうなる計画?勝てるの?
という具合に、質問攻めにするはずです。
全財産を賭けて、失敗を望む人はいない。成功させようとするのが当然。
では、その成功度は?・・・と、リサーチするはずです。
ああ、この人は、他より長けていて、勝てるなと確信してから全財産を預けるはず。
これを、詳しく考えれば、他の人との違いや、優位性を調べているという事。
アマチュア選手に投資する企業も全く同じです。
この選手は、他選手と比べて、どこがどのように優れているのか?
差別化ポイントや優勢を見つける事で、投資するか否かを判断します。
だからこそ、そこへ導く創意工夫や戦略的思考が必要という事になります。
ブログ読者の、スポンサー獲得を狙うアマチュア選手は、
上記記事から、そのような所を想像してほしいなと思います。
がんばれ、アマチュア選手!
それにしても、
嶋原選手と同じユニフォームを着て走れた市民ランナーは嬉しいでしょうね。
(市民ランナーと言っても、相当速い人しか選抜されていないでしょうが)
スポンサーメリット同様に、ここでは社員(クラブ会員)メリット(満足)という、
内側での特典が、効いていると思います。
トップ選手が速ければ速い程に、全会員は喜びますし、
同じユニフォームという、一体感を味わう事ができますしね。
クラブチームならではですよね。
がんばれ、セカンドウィンド!
