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バンクーバー冬季五輪のメダル公開。
もうバンクーバーが目の前に迫りました。
ブログ読者の中にも、
バンクーバー出場をギリギリまで待っている選手が
何人もいます。
この記事を見て、更に燃えてほしいです。
手中にして下さい、期待しています。
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昨年11月の世界同時不況で、F1ファンでも財布の紐を緩めるわけにいかず、
時代の流れと無関係無の高価チケットが・・・これは世界的傾向で、どこも観客減少。
観客サービスよりも効果抜群の“佐藤琢磨復活”案。
チケットの売れ行きが思わしくないとみた鈴鹿サーキットは、涙ぐましい観客サービス。
しかし、これが果たして観客増に繋がるかといえば……それは疑問だ。
サービスは大いにけっこうだし、さらにトコトン考え抜いて欲しいとは思うのだが、
それだけで決勝日に確実にフタケタ万人の観客が入るとも思えぬのだ。
財布のヒモをしぼったファンに来てもらえる方法は・・・佐藤琢磨のカムバック。
もし琢磨が走っていたら……黙っていても決勝十数万人の観客が詰め掛けた
と容易に想像できる。つまり観客減の最大の原因はスター不在。
佐藤琢磨がどこかのチームからスポット出走できていたとして、その費用が
どれくらいになるのかは知らないが、仮に数億円だとしたら鈴鹿なりF1開催絡み
の企業などがそのスポンサーになってもよかったのでは?
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一理あると思います。
スポーツがビジネス化し、エンタメ化し・・・情報の時代に、
競技パフォーマンスが無くても、アスリートとして喰っていける選手もいる。
芸能タレントなのかスポーツタレントなのかわからない人もいます・・・
ファンの為の集客サービスコンテンツももちろん重要。
但し、それはメインにならない。
あくまでもサブ要素。
モータースポーツに限らず、どの競技にも言える事ですが、
やはり基本中の基本は強い事。
又、まだ弱くても、今後必ず開花するという期待感。
スポーツの一番の根本の所がメインにならずして、
小手先だけでは、集客は無理ですよね。
ビジネスでは、内容が無いのに売れる場合があります。
それは広告やPRといった、マーケティング面の仕掛けによって、
売りさばく事ができる。それで億万長者が実際に生まれているし。
しかし、スポーツの場合は、放映権・チケット収入で喰っている為、
リピートして、継続的人気を得ないと、1発で集客・視聴されなくなる。
だから競技そのものの根本が大事。
勝負という、一瞬のリアル感。
そこにスポーツの醍醐味があるので、
それを基本に、小手先で更に上向かせる・・・・。
メインとサブをうまく組み合わせる。
選手が主体である事は基本中の基本ですよね。
ですから、スター選手を中長期で育成して、
そこに付加コンテンツをくっ付ける。
バドミントン協会のオグシオがいい例になります。
F1の場合、古くはセナが日本ファンのスター的存在でした。
モータースポーツ全体を考えれば、別に自国スターでなくてもいい。
(無論、自分の日本国籍で、琢磨ファンなので、琢磨を押したいですが)
これは、やはり現場の関係者が動かないとダメですよね。
選手は競技に集中していて、集客どころではない。
(とは言え、それを常に頭に入れているプロ意識の高い選手も多いですが)
ファンは、仕掛けを待っている立場。
近年は口コミやPRの時代で、ファンが関係者を差し置いてスターを作る事も
あるのですが、とは言え、そのコンテンツとなる情報を出すのは、
どうしても関係者からです。
だから、モータースポーツを引っ張る立場の関係者はもっと奮起してほしい。
これは、モータースポーツだけの問題ではありません。
全競技に共通して言える事です。
高松FAはリーグ参入4年目。運営会社「スポーツプロジェクト高松」によると、
16日現在、企業スポンサーは新規の21社を含めて39社となり、1口1万円の
個人スポンサーは378人(522口)の申し込みがあったという。
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個人から小口で522万を集めたようで、
全体額は少ないものの、気持ちが入った重い額なので、
チーム・選手は頑張って下さい。
企業スポンサーが新規21社・・・例え少額でも凄い事。
これをきっかけに経営安定に向けて頑張って下さい。
■ソース
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20091017-556427.html
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20091016-OHT1T00299.htm
■概略
試合を見て、仕事と奥さん両方ゲットだ!
大宮が17日、川崎Fと戦う埼玉スタジアムで「婚勝!就勝!試合に勝つ!」と題し、
就活と婚活のダブルイベントを行う。
プロスポーツと婚活の融合は、プロ野球・日本ハムの「婚活シート」等の例があるが、
同時に就活まで後押しする試みは異例中の異例だ。
正午から、A2ゲート付近で、クラブのスポンサー企業9社を集めたブースをつくり、
就職相談会を行う。対象は11年3月卒業予定の学生を中心に、大宮を応援する
気持ちのある若い学生と社会人で、参加費は無料。
クラブ関係者は「うちのサポーターには学生も多い。中には、大宮を支援する企業
で働けたら幸せ、という人もいる。逆にサポーターの学生を入れたいという、スポンサー
もいらっしゃると思う」と期待した。
就活の次は婚活だ。午後2時から同5時まで、個室ラウンジで、大宮−川崎F戦を
見ながらの立食パーティーを行う。男性(1人6000円)、女性(1人3000円)各20人
を募集し、定員はすでにいっぱいになったという。
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へえ、婚活&就活のWイベントですか。
スポーツ婚活が流行りだしたと思ったら、次の1手に出てきましたね。
婚活は盛況なので、就活も牽引できるかな?
就活にスポンサー企業を絡めているから、
それもスポンサーメリットの一つでしょうね、リクルート対策として。
マニュアルにも記載してありますが、
やはり企業の人材確保は大変です。
良い人材を安く雇わなくてはならない。
それには広告を出して人材募集をする例が多いですが、
ヘッドハンター、ミドルハンターを使って、水面下で人材探しをするケースも多い。
そういう時に、スポンサーが狙う人材要綱にマッチした人を紹介できたら、
ハント費用の一部を、協賛金としてもらってもいいですよね(笑)。
そういった事を、逆利用する手も実際にあります。
(まあ、あまり表沙汰になりませんが)
記事に戻ると、
大宮スポンサーが大宮サポーターをハントしたいというのはいいですねえ。
利害一致で、うまく行きそう。
いいスポンサーメリットになりますよね。
頑張って下さい。
殺処分される犬や猫が後を絶たないなか、動物愛護を訴える月刊のフリーペーパー
「ぺっともフレンド」。30代の若者2人が6月に創刊したが、不況などの影響で
スポンサー集めもままならず、10月には休刊に追い込まれた。
「捨てられる犬や猫を救いたい」・・・年明けの再発行を目指している。
「環境省の調べを見ると、毎年約30万頭を超える犬や猫が、各保護団体の努力にも
かかわらず処分されております」
フリーペーパーは毎号、こんな言葉で始まる。
フリーペーパーはボランティア団体が引き取った犬や猫1匹ずつを、写真つきで
載せて新たな飼い主を募集。ペットとの接し方、避妊や去勢手術に関する記事もある。
動物愛護の意識を底上げし、多くの犬や猫を救いたい――。
そんな思いで始めたフリーペーパーは、これまで月に5千部を発行し、県内の美容院
や喫茶店、動物病院など約200カ所に2人が自ら配ってきた。
だが、知名度不足に不況も加わり、収入は多い時でも経費の半分ほど。継続的な
スポンサーを探すなどの対応を迫られ、4号までで休刊を決めた。
スポンサーとして広告を出してきた「オートバックス韮崎店」店長は、「経営的には
厳しいかもしれないが、非常に面白いと思う。」。甲斐市にある動物病院・院長は
「一生懸命やっているので、できる限りの協力はしてあげたい」と話す。
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フリーペーパーのビジネスモデルとして、広告枠を売る・・・これはどれも共通。
しかし、この動物愛護、里親探し等の内容は、どうみても社会貢献要素が入る。
鰍ナ運営しているのか、個人事業主スタイルなのかわかりませんが、
協賛と寄付がごっちゃになっていないのか?
ココが見えません。
自分もかなりの愛犬家なので、気持ちが伝わってきます。
こういうネタなら、寄付したい人も全国にいる事でしょう。
又、NPOにも関わり、寄付収入をどう増やすかという事も、
これまで何度もやってきたつもりです。
記事は、内容は寄付を誘引するべきもの、
しかし、ビジネスモデルは広告を売るフリーペーパー。
ここをうまく整理すれば、資金調達はもう少し上向くのでは?
と考えさせられた記事でした。
企業CSRで、動物に関わる内容を実行している会社もあります。
犬猫という内容ならば、そこに既に投資している企業も多い。
そういった所のマッチングさえうまく行けば、どうにかならないか?
広告に拘れば、あくまでもスポンサーシップという形になり、
寄付のみで行けば、それはそれで大変かもしれないが、
社会貢献費を伺う事もできる。
犬猫でなくても、「生物多様性」をテーマとする企業に、
少しずつ協力頂く事もできなくはないはず。
(もちろん、動物愛護でもいいのですが。動物愛護だと、
少し範囲が狭められる。愛護と生物保護は少し異なるので。)
・・・と、ここで、ブログ読者のアマ選手に何が言いたいか?
「寄付」と「協賛」の違いです。
これを混同している選手が非常に多い事は、
これまで何度も述べてきたのですが、
スポーツ資金調達に当てはめて考えてみれば、
協賛は、宣伝広告費=スポンサーシップ。
寄付は、社会貢献費等=タニマチシップ。
資金調達を行うという点では同じですが、
意味が全く異なります。
お金さえ頂ければいいのだ・・・という感覚でいたら、
一時、運が良くて、タニマチから資金調達できても、
いつかその経路が切れて、結果的に資金調達が難しくなる場合があります。
そのタニマチに全て依存する事になるから、その方の景気が悪くなれば、
スポーンっとカットされて、その後はタニマチが見つからずに破綻する・・・
というケースが非常に多い。
だからこそ、コネが無くても、内容でYESと言わせる協賛を狙えと
いつも伝えていますが、寄付は一切狙うなという事ではありません。
寄付と協賛を使い分けて、できるだけ大口の協賛を得る為にも、
コネや運に頼るな・・・という事が言いたいのです。
(そうは言いながら、無論、コネは大事ですよ)
お金の出所を考え、その内容を熟知して、
寄付なのか、協賛なのかを使い分けて攻める。
これが、アマ選手の資金調達の第1歩なのではないでしょうか。
お金がないから金をくれ=陳情型・詐欺型(メリットがないのにメリット有りと言う)等、
自己主張型を含めたPush型では賛同・支持・共感を得にくいものです。
その内容に合わせて、Pull型にする。
これは協賛取りだけでなく、寄付取りの際も使える考え方なのです。
他人からお金を投資して頂くことは大変な事です。
内容を精査すれば、たった1円でも出したくないという気持ちを持つ人がほとんど。
1円くらいならOKという人も、必ず内容をチェックします。
内容OKという監査を受けて、それが寄付なのか、協賛なのかというのは、
次のステップのハードル。
誰でも寄付を御願いしますと街頭で声を掛けられた経験があると思いますが、
皆さんどう思います?
いきなりウザイと思う人が多いと思いますが、
真に内容が、自分にも返ってくるものであれば、
又、真に心を動かされる内容ならば寄付しますよね。
自分の協賛取りに当てはめて考えてほしいのですが、
企業はいきなり、寄付を下さいと言われて、その内容をチェックしたら・・・
お金がないからお金を下さい、スポンサーメリットはほぼゼロ・・・
これで協賛、いえ、寄付であっても、1円も出さないでしょうね。
街頭で寄付しない状況と全く同じなのです。
ではどうするか?
読めてきましたでしょうか?
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話を記事に戻すと、
内容柄、資金調達をうまくやってほしいです。
フリーペーパーの良さとネットの良さを組み合わせて、
印刷費などのコストを削減しながらも、もっと小口協賛を狙えるはず。
それと組織をNPO化して、企業CSRの内の生物多様性や環境保護にも
通じさせる事も不可能ではないはず。
又、命の大切さという視点から、青少年育成に絡める事も可能。
これらは寄付を募っていく形ですかね。
協賛と寄付を少し分けて考えてみたらどうでしょうか?
愛犬家、愛猫家は全国にいくらでもいます。
地域密着は大事ですが、それを超えた手法も有りなのでは?
先日、スノーボーダー斯波正樹選手のインタビューをしてきました。
(インタビュー記事はまた改めて紹介します)
待ち合わせ場所に電車に乗っていると、
目の前にかなりごつい体の若い男が座り・・・
うわあ、かなり鍛えてるなあ、どこかの用心棒かな?・・・
その後、電車を降りて、
時間に余裕があったのでスタバに行き、
その後、待ち合わせ場所に行くと・・・・
なんだ、目の前に座っていたのが斯波さんだったのかあ。
ごつい体をしている訳だ。
斯波正樹選手は、スノーボード・ナショナルチームで、日本代表選手。
01年Jr世界選手権で優勝という快挙、
その後、08年ワールドカップ、09年世界選手権で日本人最高位のTOP戦績。
来年のバンクーバー五輪候補で、14年ソチ五輪でメダルを狙う選手。
狙うだけではなく、既に射程距離内に計算され尽くしている。
1年の半分以上を、海外遠征で過ごし、
スノーボード界では、海外での方が名が通っているかも。
しかし、今後、国内でも確実に名を上げることでしょう。
スノーボードは国内ではアマチュア扱いだが、
高いプロ意識を持ち、23歳と若いのに、
スポンサーシップを心得ており、
企業に対して、いかに貢献するかを描いている。
競技1本で生きていると、中々社会を知らない選手が多い中で、
高校卒業後のカナダ修行中に、様々な社会勉強をして、
移民達の中で、生き方を学び、社会環境を良く見ている選手。
メンタルが強い訳だ。
既に遠い先の人生設計も済ませており、
本当に23歳?と聞きたくなる位。
親戚が立ち上げてくれたバンクーバー向け後援会から支援金も得て、
バンクーバーに対しての準備は整った状態。
バンクーバーは挨拶代わりに名を広めて、
ソチで完全ブレイク=つまり、TOPを狙って行くと言う。
その話し方に説得力が有り、
テクニカル面よりも、メンタル面で、強さが伝わってくる。
◇公式サイト:http://www.masakishiba.com/index.html
◇ブログ:http://ameblo.jp/masakishiba
まずは、バンクーバーで暴れてほしい!
頑張れ、斯波選手。
皆さん、斯波選手の名前を覚えておいて下さい。
リアル金の卵ですから。