http://monoist.atmarkit.co.jp/fmecha/articles/formula2009/01/01a.html
■概略
第7回 全日本学生フォーミュラ大会 レポート
学生有志が自動車の設計・製作を行い、年に1回、掛川・袋井のエコパに集い、
モノづくりの総合力を競い合う「全日本 学生フォーミュラ大会」は、今年2009年で第7回。
第7回大会からのレギュレーション変更は、コストの上限撤廃と、エンデュランスと燃費の
配点変更(燃費の配点アップ)。
コスト上限の撤廃については、話をした参加学生のほとんどが「設計に影響はなかった」と。
いい設計をするなら、お金をかければいいのは当然のことながら、やはり活動予算が
限られていることには変わりないからだ。
また不景気のあおりで、参加経験の浅い学校では、スポンサー集めに腐心したというコメントが。
ただし出場常連校のいくつかについては「それほど不景気は関係なかった」という意見もあった。
第7回優勝校・東京大学チームのFA(ファカルティアドバイザ)草加浩平准教授は、
うまくスポンサーが付けられない学校に対して、このようにアドバイスした。
「スポンサー企業に報告書を書かない学校がとても多いです。支援をしてもらっている以上、
報告は当然のこと。当たり前のことをしっかりとこなしていくことが大事だと思います」 。
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学生フォーミュラには注目しています。
海外ではさかんなはずですが、日本はこれからといった所でしょうか。
モータースポーツだから、学生といえども金が掛かりますよね。
各大学で協賛依頼書を出していますが、
自己主張型ではなく、Pull型に変えて、
スポンサーメリットをもっと細かく設定すれば、
協賛金はもっと獲得できるはず。
記事にも記載されていますが、報告書は重要。
資金を頂いて、スポンサーメリットを遂行して、
最後は報告する(途中の報告も必要ですが)・・・これはスポンサーシップとして常識。
しかし、このような常識を、中々誰も教えてくれないものです。
(上記では教授が指導しているようですが)
モータースポーツに限らず、
全競技において、選手のスポンサーシップの手法は、
本来、選手に一番近い存在のコーチ・マネージャー等の関係者が指導しなくてはなりません。
でも、コーチ・マネージャーは誰に教わるのか?
その指導役となるのは、協会・連盟でしょうかね。
その協会・連盟は誰から教わるのか???
スポーツ全体の話になってきますから、
日体協?JOC?
仕組み作りが必要かもしれませんね。
上記の報告書は、資金を受けた後の話。
「資金を受ける為の企画書」が最重要。
頑張って下さい。