http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009082902000051.html
■概略
熱い選挙戦も間もなく終わり、「ニッポンの明日」を選ぶ衆院選の投開票が30日に迫った。
一票には政権交代だけでなく、暮らしと未来がかかる。有権者の役割はこれまで以上に重い。
◇選挙はゴールじゃない 三屋裕子さん
選手としてピークのとき、政治がスポーツに介入したモスクワ五輪のボイコットを体験した。
政治とスポーツには密接な関係があり、海外には「スポーツ省」などがある国も多い。
スポーツを文化とし、健康問題を語るときは、必ずスポーツも入れて考える。
日本はスポーツを一面的にしかとらえず、国民の健康を医療の面からしか語ってこなかった。
文部科学省と厚生労働省に分散したスポーツ関係の予算をまとめて使えば、
引退したトップアスリートを国民の健康増進に活用し、子どもたちの夢も作ることができる。
縦割り行政をやめ、「スポーツ庁」を作ってほしい。
各党のマニフェストを見ても、すべて自分にマッチしたものがなく、まだ悩んでいる。
スポーツの普及以外にも、雇用創出や憲法の問題をどうするのか。
われわれの一票が政権を変え、首相を選ぶ初めての選挙。政治家の方の覚悟も見てみたい。
そろそろ、当選したときに万歳をするのはやめてほしい。
選挙はゴールではなく、スタートなのだから。
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自民への不満、民主への不安・・・これが明確になる事でしょう。
スポーツに関してだけ言えば、
ちょっと民主のやり方は無いのでは?
直前保留は、スポーツそのものに目が向いていないと受け取られても仕方ない。
マニフェストに、スポーツ記載が無いのも気になる。
しかしながら、スポーツ選手でも、スポーツビジネス事業者でも、
今回の選挙は、スポーツがモノサシになりにくい事を認知しているはず。
政治家の皆さん、本気で頑張って下さい。