■ソース
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090728ddlk19070160000c.html
■概略
泉:微力ながら、記事で支援を /山梨
「選手が学校を卒業した後の受け皿がなくなれば、その競技は衰退してしまう」。
昨秋の不況以降、複数のアマチュアスポーツ関係者から懸念の声を聞いた。
どうすれば、社会人スポーツは生き残れるのか。
それを探ろうと、「逆風の中で 社会人スポーツの模索」を連載した。
企業チームやクラブチームの取材を通して感じたのは、関係者のスポーツへの愛情だった。
「スポーツの灯を消してはいけない」「苦しい状況だが、支援はやめない」−−。
しかし、熱意だけではチームが存続できない現実もある。
企業チームで2回の休廃部を経験したバレーボールの内藤香菜子選手は
「何をすればいいか分からなかった。選手だけでの活動には限界がある」と、
行政の支援や競技の垣根を越えた協力態勢の必要性を訴えた。
又、ソルトレーク五輪スケート代表の小原悠里選手は
「マスコミが取り上げてくれることが何よりの支援」と話してくれた。
微力ながら、その言葉に応えられる記事を書いていければと思う。
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上記記事の毎日新聞さんを始め、テレビ・新聞等のメディアは、
もっともっと、スポーツを、特にマイナー競技やアマチュア選手を取り上げて下さい。
選手サイドも、メディアが取り上げてくれるのを待つのではなく、仕掛ける事が必須。
99%の選手がPush型企画書・価格不相応で成約できない→ここを改善すれば獲得率は上がる!
2009年08月10日
記事(メディア)でスポーツ支援を
スポーツ界で活発化する環境問題への取り組み
■ソース
http://sports.goo.ne.jp/soccer/column/number-4008-1/
■概略
6月20日、鹿島アントラーズ対ジュビロ磐田が行なわれたカシマサッカースタジアムで、
一つの試みが形となった。食用油を精製して作られたバイオディーゼル燃料で
ユニフォームやスパイク等を運搬するチームトラックを運行したのである。
食用油は、クラブの呼びかけに、サポーターが5月10日の試合でスタジアムに持ち寄り。
373世帯で336リットル(市販600gボトルで約560本分)が集まった。
ガソリンではなくバイオディーゼル燃料を使うことで二酸化炭素(CO2)削減につながるうえ、
不要となった油の回収で環境汚染の防止にも役立つ、という狙いから実施されたプロジェクト。
環境問題に取り組むのは、鹿島だけでない。Jリーグでは、各クラブの積極的な動きが目立つ。
清水エスパルスもそう。昨年1月にはJのクラブで初となるCO2排出権購入に踏み切っている。
昨年8月のジュニアユースU−14チームのブラジル遠征に際しては、水力発電所の見学や
現地の人々との交流などを実施。選手たちは、環境を守ることの大切さを実感したという。
他のクラブでも、自治体や企業と連携して、スタジアムへのマイカップ持参の推進、
カップや食器の再利用、公共交通機関利用の促進などを行なっている。
◇プロスポーツ界が環境問題に取り組む意義とは
Jリーグばかりではない。プロ野球でもまた、環境問題への取り組みが活発になっている。
球界全体として取り組む試合時間短縮の促進、選手会の温暖化防止を訴えるイベント開催。
それぞれの球団でも、折れたバット再利用の箸、植林活動、エコバッグ配布など様々。
地域密着を理念とするJリーグもプロ野球も、プロスポーツは、実は地域企業の協賛を受け、
応援してくれるファンやサポーターなど地域住民の支援のもとに成立している。
つまりは地域の公的な存在といえる。
とすれば、人々の関心事であり重要な課題とされている環境問題に取り組む責任も大きい。
そしてさらに認知を広める意味でも彼らの活動は重要なのである。
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そうですね、スポーツの環境保護問題に対するポジションは近い。
あまり比較したくないが、アスリートはタレントと同じで、世間から憧れられる存在。
(それはプロに限らない。子供達から見れば、アマ選手もプロと同様)
そういう立場だからこそ、世を牽引する使命を持つのは当然。
戦績を上げる事だけがプロ(アスリート)ではない。
戦績面からの選手という前に、世間から見られる立場としての基礎使命がある。
(逆に言えば、それをスポンサーメリットに逆活用できますよね。)
但し、少し注意するべきは、
環境問題は、既に啓発・啓蒙の時代は終わっているという事。
実行の時代に既にシフトしている。
つまり、エコしましょう等の呼び掛けではなく、
選手自ら実行しなくてはならない。
寄付して終わりではダメ。実行者ほどに評価されるべき。
そういう観点では、
上記記事に取り上げられているクラブは先行していますね、素晴らしい。
CO2排出権購入等は、まだまだ世間認知は低いですから、先行する意義が高いですよね。
こちらも1つ2つ、STCIと組んでエコプロジェクトを計画していますので、
いずれ、ブログでも発表したいと思います。
エコに限らず、9月以降は、色々と発表する事が続出する予定ですので、期待して下さい。
色々な観点から、少しでもスポーツにパワーを注ぎ込む予定です。
五輪メダル量産へ国家戦略、カヌー等8競技支援
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009080501001023.html
■概略
2012年ロンドン五輪でのメダル量産を目指し、文部科学省が日本オリンピック委員会と
連携して、情報・医科学から特別支援する「マルチ・サポート事業」の大枠が分かった。
柔道・競泳など実績競技に加え、日本人の適性や北京五輪での好成績を考慮してカヌーや
フェンシングなど計8競技程度を選定する。今月中にも発表される。
同事業は国立スポーツ科学センター(JISS)に委託し、従来の強化費の配分とは別に、
最先端スポーツ医科学や用具開発など専門家によるプロジェクトを作り、国家戦略として支援。
2009年度予算は約3億円。
将来的なメダル獲得の可能性を評価されたトライアスロンやトランポリンも加え、本格始動する。
北京五輪で太田雄貴(森永製菓)が日本人初の銀メダルを獲得したフェンシングには、
9月の世界選手権(トルコ)で映像、心理、栄養、医科学の専門スタッフが同行。
文科省関係者は「日本人の特性を生かした競技を発掘し、投資する画期的な試み」と説明した。
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なるほど、いいですね。
次世代の競技にも、先行投資すると。
(しかし、ちょっと金額が少ない・・・この御時世だから?政治力か?)
1歩前に出て、前例等を要せずに試みる事が大事。
スポーツに限らず、日本は海外に比べて、チャレンジをしにくい人種(保守的傾向)で、
それが国に近いポジション程に表れ、
しかも政治課題以外には金は落ちにくいものだが、
もっともっと、新しい試みを増やしてほしいですね。
マルチ・サポート事業、いいじゃないですか。
マイナー競技は、頑張らないと!
USF1、資金持参ドライバーを断る
http://www.topnews.jp/f1/11558.html
■概略
2010年F1参入のアメリカの新チームUSF1が、ドライバーが資金を持参する
好条件の契約を複数件、断っていた事がわかった。
「既に2人から、レース予算の4分の3の資金提供の申し出を受けた。いずれもF1経験は
ないが、GP2優勝ドライバーだ」と話すのは、USF1の共同オーナー、ピーター・ウィンザー。
「2人共、母国から豊富なスポンサー・マネー持ち込みが可能」との事で、アメリカ人ではない。
「もう1人の共同オーナーも私も、互いの目を見て、“その金を受け取るわけにはいかない。
何故なら、我々の意思と反するから”と自分に言い聞かせなければならない」
F1で、ジャーナリストやTVパーソナリティとして名をはせたウィンザー。
2台のマシンにアメリカの若き有望ドライバーを乗せるのが、USF1の目標だという。
しかしながら来季、そのうちの1台には、アメリカ国籍を持たないベテランでオーストリア出身の
アレキサンダー・ブルツが収まりそうだ。
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吉と出るか、凶と出るか?
この経済下、数年先が読めない状況で、
後であの時に契約しておけば良かったと思っても時既に遅し・・・という事にならないように。
GP2レーサーのスポンサー企業が、いつまでもその選手を支援するとも限らない。
という事は、F1協賛狙いの構想があれば、別選手経由で別チームに金が流れる事もある。
目の前の資金が、隣のチームに流れて、資金面で勝てない・・・という事も想定できてしまう。
ここまで経済状況が厳しくなければ、気にする事もない・・・という考え方もできるが、
とにかく、F1でさえスポンサー獲りが難しい中で、しかもアメリカで、
大丈夫なの?と思えてしまった。
これはF1だけの話でなく、全ての競技種に共通する事。
身の回りの資金の流れに注意して下さい。
それにしても、記事では、アメリカ人ドライバーで固めると言って、オーストリアのブルツ?
ちょっと矛盾が・・・
ラジオ番組のスポンサー獲り
http://news.ameba.jp/domestic/2009/08/43167.html
■概略
ラジオに、聴取率の良くない長寿番組がある理由
『コサキンDEワォ!』『ストリ−ム』(TBSラジオ)、
『キンキンのサンデー・ラジオ』(文化放送)等、
この春続々と長寿番組が姿を消したラジオ界。この裏には、ラジオ界の激変があった。
あまり知られていないが、TV局・ラジオ局の場合、一番権限を持っているのは編成部。
この部署が、番組編成の全てを決める。だが、昨今のラジオ局は状況が変わってきている。
ラジオ局関係者によれば、「最近は編成よりも、完全に営業のほうが力を持っています。
『このスポンサーがつくから、この番組を』と営業部が強くなり、編成の権限が弱くなっている」。
中々スポンサーを見つけられない現状では、致し方ないところか。
又、スポンサーを持ってこられる事務所・タレントが、長く番組を続けられる事も知っておきたい。
「ラジオには、聴取率が良くない長寿番組もある。
事務所やタレント本人がスポンサーを取ってくるからです。
テレビのように数千万円する番組は買えなくても、
ラジオのように安価であれば買える企業はまだまだたくさんある。
特に、タレントとのつながりが深ければ、買おうという企業はあります。
これからはタレント本人がスポンサーを持ってくる流れも多くなるかも」
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ラジオ番組スポンサー獲りの記事なので、
スポーツスポンサー獲りとは関係ないように思われるかもしれませんが、
大事な事が記載されていますよね。
「TV番組の数千万は買えなくても、ラジオ番組の安価なら買える企業がまだまだある・・・」
これはスポーツにも可能性があるという事。
プロ選手(チーム)の数千万は買えなくても、数百万単位なら買える企業がまだまだある・・・
と、置き換えて読む事ができます。
総広告費が落ちて、テレビも弱くなっているとは言え、
テレビは桁外れのリーチが見込めるガリバー。
ラジオはテレビに比較したらリーチは弱いですが、まだまだ広告メディアとしては効力がある。
それに比べてスポーツで、プロとアマという媒体性が大きく違うものを
比較するには無理があると言われそうですが、そんな事はないです。
その論理は、広告露出効果というモノサシだけで効果測定しているから。
スポンサーが求めるものは、広告露出効果のみと限りませんからね。
スポンサーの求めるものは、突き詰めれば売上向上only。
その為に存在している(無論、社会貢献性などもあるが、鰍竍汲ナある限り、それは二次的)。
企業が売上UPを狙う場合、広告だけに頼っているだろうか?
広告など、営業ツールの1つに過ぎないですよね。
他の方法でも売上向上は可能。
だから、スポンサーを狙う側は、他の方法をモノサシにすれば、
アマでもプロと互角にスポンサー獲りで戦えるケースがあります。
それは、あちこちで既に実証されている事なのですが、気付かれない事が多いですよね。
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もう1つ大事な事は、タレントがスポンサーを引っ張ってくるという記述。
これは、プロのフロントに言いたいのですが、
全選手のコネクションを洗っているのか?という点です。
選手には多くのファンがついており、そのファンの周辺コネクションに有効なスポンサーに
繋がるルートが落ちているかもしれない。(いや、確実に落ちていると思いますが)
これは、アマ選手のコネクション相談にも通ずる話なのですが、
コネがない、コネがない・・・という選手は多いのですが、
身の回りのコネクションをもう一度徹底的に洗い直して、
図に書き出せと指示しています。そして1人1人の知人の勤務先等を聞く場合があります。
そうしてリサーチを深めますと、案の定、いいコネが転がっていた・・・というケースが多い。
このような観点から、選手のコネクションをもっともっと深くえぐり、
スポンサー営業部隊は、もっと効率的な営業体制を組む事も可能かもしれない。
活路を見出してほしいですね。
東京ヴェルディ、総合学園スポンサー獲得
■ソース
http://www.jsgoal.jp/official/00087000/00087457.html
■概略
総合学園ヒューマンアカデミーとスポンサー契約締結
東京ヴェルディは、“SELFing=Self Defining and Development 「セルフィング」
(自己確立のプロセス)”のヒューマンリソシア運営の総合学園ヒューマンアカデミーと、
2009シーズンのスポンサー契約を締結。
今後は、サッカーをはじめとするスポーツ業界の明日を担う人材を育成し、東京のスポーツ
振興、そして地域活性に貢献することを目的とし、総合学園ヒューマンアカデミー東京校
との共同企画で、スポーツ業界を志す学生及び一般向けのスポーツマネージメントや
サッカービジネスに関する講座などを実施。
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学校系、元気ですね。
ヴェルディ、頑張って下さい。
先日、Jリーグの某クラブ2チームの企画書をチェックしましたが、
プロ野球チームの企画書よりはいいですね。
Visionに掲げるだけあって、地域密着性の訴求は、Jの方が上。
(プロ野球の全チームのものをチェックした訳ではないですが)
しかし、どちらも、プロの場合でも、もう少しアプローチ先に歩み寄った営業が必要かも。
アマの場合は、それ(Pull型)が絶対ですが、
プロの場合も、もう少しケースバイケース対応を高めた方がいいのかなと。
まあ、プロは、どうしてもセールスシート(どこにでも配布できる企画書)に
成らざるを得ないですが、
一味違う提案営業と、アプローチ先の広範囲化、コネクション化が必要ですよね。