http://www.findstar.co.jp/news/syosai.php?s=200158
■概略
球場広告を取り扱う広告代理店の倒産相次ぐ
甲子園球場広告の老舗広告代理店も
野球場の広告を取り扱う広告代理店2社が相次いで倒産。
阪神甲子園球場の広告スペース等を販売していた兵庫の老舗広告代理店・白石広告鰍ヘ、
7月24日に破産手続き開始を受けた。
同社は1925年(大正14年)創業、49年(昭和24年)3月に法人改組した老舗広告代理店。
阪神甲子園球場や阪神電鉄関連を得意とすることで知られる老舗広告代理店で、
甲子園球場内の広告スペース(600〜3500万円)を確保、多数の大型看板広告を手掛けた。
91年1月期には年売上高約9億3500万円を計上。
ネット広告の台頭で業績の不振が続き、ついに今回の事態となった。負債は約10億円。
又、東京ドームや福岡ドームなど野球場をはじめスポーツ競技場内の広告スペース媒体の
販売を行う潟Wャスパックも7月15日に破産手続き開始決定を受けた。
同社は1998年(平成10年)1月に設立された広告代理業者。
野球場をはじめスポーツ競技場内の広告スペース媒体の販売を主体に、
サッカー、ゴルフ、テニスなどのスポーツスポンサーシップの販売、屋外広告の企画制作、
駅構内広告スペースの販売やキャンペーンなどセールスプロモーションを展開していた。
東京ドーム・福岡ドーム等に広告スペースを確保、大手企業を中心に50社内外の顧客を有し、
2004年6月期には年売上高約4億2000万円を計上していた。
負債は債権者約38名に対し約3億1400万円。(帝国データバンク)
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うーん、厳しいですね。
プロ野球(プロ選手)の広告スペース売りと言えば、露出効果モノサシ。
観客数は大した数にならないので、結局メディア露出が根本。
競技人気と連動するので・・・・しかし、プロ野球はそんなに人数は落ちていないですよね?
そうなると、広告としての魅力の問題ですかね。
ネット広告は、コンバージョン率で、レスポンス効果がわかるのに対し、
既存スペース広告は、リーチや視認率は計算できても、レスポンスは曖昧。
これは、広告スペースだけの問題ではなく、
テレビ視聴率を含めた、広告という全体(概念)に及ぶ問題。
広告のあり方そのものを考えないといけません。
一方、スポーツスポンサーシップ販売も行っていたようですね。
ちょっと、ここに挑む計画を考えていますので、
近い内に、ブログ読者の方々に発表したいと思います。