http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20090720-OHT1T00071.htm
■概略
高山ボブスレー宣伝部長…代表候補合宿公開
ソフトボール日本代表の元エースとして五輪3大会に出場し、ボブスレーでも来年の
バンクーバー五輪を目指すことを表明した高山樹里(32)=豊田自動織機=が19日、
“広告大魔神”になる考えを明かした。
代表チームは遠征費、ソリの輸送費などで年間約1500万円が必要。
スポンサー獲得のために宣伝役も買って出るという。
ソフトボールの“大魔神”が、ボブスレーの“救世主”に名乗りを上げた。
「スポンサーを募集します。何かいいプランがあれば教えて下さい」。
「各社さん100万円ずつでどうですか?」と報道陣にも仰天要求。
日本ボブスレー・リュージュ連盟にとっては慢性的な資金不足が悩みの種。
代表チームは海外遠征費やソリの輸送費約100万円(空輸)を含めて年間1500万円必要。
各自の持ち出しも多く、そんな台所事情を聞いた高山は、五輪競技復帰を目指すソフトボール
のPRと合わせて「今はまだ自分をPRするものがないけど、普及活動もやっていきたい」と
宣伝役を買って出る意向を示した。
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勢いは買いますが、
スポンサーメリット(策)がわからない立場で、
100万づつ出してよ的な、金の話が先に出てくるとは、ちょっと頂けないですね。
寄付とスポンサーシップを混同していませんかね?
この記事を読んだ企業は引いてしまいます。
金を出す立場になって考えれば、誰でもわかると思うのですが、
スポンサーシップとして、どのようなメリットがあるかが不明の中で、
ほしい金だけが先行してしまう・・・
じゃあ、¥100万分の広告露出効果はどのようなものですか?という話になる。
これこれ、こういう御社への貢献をするので、スポンサーシップを御願い致します・・・
その金額を求められた段階で、このような金額根拠で、こういう価格を設定しています・・・
という流れが基本中の基本。
金くれるなら、どこでもいいよ的に写る表現は御法度ですね。
当ブログ読者のアマチュア選手には、是非、気をつけて頂きたいのですが、
金の話を先に出すのは、企業に対して失礼。
金は後から付いてくるもの。先に企業メリット有き。
注意して下さい。
注・本人にそのような気はなく、メディアが面白おかしく、部分的に言葉を記事化
した可能性も高いので、高山選手個人を批判しているものではありません。
資金難で、とにかく金がほしいという選手は多いので、
あまり金・金・金という雰囲気を出すべきではないですよ・・・という一般論です。
あしからず。