■ソース
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_spo&k=20090707022871a
■概略
米女子ゴルフツアーに参加する有力選手たちが、ツアー運営に問題があるとして
ビベンズ・コミッショナー解任を要求する書簡を理事会に送付した事が明らかになった。
ジェイミー・ファー・コーニング・クラシックが行われた際の2日に行われた会合に
参加した約15人の選手の中には、世界ナンバー1のロレーナ・オチョア(メキシコ)や
ポーラ・クリーマー、ナタリー・ガルビス、モーガン・プレッセル、クリスティ・カー(米)等
の有力選手が含まれる。
その後、ツアー参加選手達に書簡のコピーが回され、趣旨賛成選手は下の欄に署名。
経済危機もあり、米女子ツアーはスポンサー撤退が目立ち、試合数が減少。
07年以来、減少した大会は7つに及び、さらに6つの大会のスポンサーが決まっていない。
選手達は、経済情勢だけが原因ではなく、柔軟性に欠ける方針等、
コミッショナー側にも責任の一端があるとして、辞任を求めている。
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うーん、これはUSAだけの問題ではないですね。
ゴルフだけの問題でもないですね。
全競技に飛び火する可能性がある話です。
そりゃあ、そうですよね、選手側としては。
大会が次々に消滅していくのを静かに見ていられないですから。
フロントやマネジメント部門は、経済不況下で仕方無いと言うのを
全て鵜呑みにしていられない気持ちは良くわかります。
大会を支えるスポンサーが獲れないという事態も、
本当に、全力で戦略的に獲りに行っているのか?という疑いの気持ちもあるでしょう。
国内の様々な競技のスポンサー獲得活動を認知していますが、
プロ野球やJリーグでさえ、
そんなスポンサー営業で、獲れるわけないだろ・・・というチームがあるのも事実。
選手がフィールドで全力を出すのと同等に、
フロントがもっと動けよという気持ちが生まれるのも仕方ありません。
フロントも懸命に動いているのは事実ですが、動き方が問題。
不況下で、努力・根性・熱意だけでスポンサーが獲れないのは当然。
もっとしたたかに戦略的にやればいいのに・・・と思う場面があります。
様々な競技選手達が、上記記事のような動きになる事も、無くは無いですよね。
一方で、選手達には、どんな状況になっても対応できる情報武装をしてほしい
という、連日の当ブログでの推奨(提唱)に、耳を傾けてほしいです。