http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=168214&dt=2009-07-21
■概略
石川遼広告効果、国内から世界へ
経済効果200億円超、広告効果は絶大、中長期ブランディングに寄与
男子ゴルフのメジャー第3戦、第138回全英オープン選手権が16日から始まり、
日本史上最年少の17歳で挑戦した石川遼選手が関心を集めた。
国内ツアー中心の昨年は、プロ野球・優勝効果に匹敵する経済効果200億円といわれた
石川遼選手。
しかし、全世界に放映される海外ツアーへの参戦で、石川遼選手の広告効果はうなぎ上り。
大手広告代理店の関係者は「具体的な額は推定できない程、広告効果は絶大」としている。
石川遼選手は6月時点で、18社とスポンサーなどを契約中。
クラブとウエアなどのスポンサー契約を結ぶヨネックスを筆頭に、
クラブシャフトメーカーのグラファイトデザイン、所属契約のパナソニックを含め、
スポンサーには日本を代表する大企業が名前を連ねる。
ヨネックスは純粋なゴルフ関連として連想が働く。その活躍が株価に与えるインパクトも大きい。
ヨネックスが石川遼選手と契約を結んだ08年1月25日、ストップ高まで1円と迫る99円高の
854円まで上昇。プロ転向後ツアー初優勝の翌営業日08年11月4日は608円まで上昇。
ただ、両社株価へのプラス効果は1日のみで長続きしていなかった。
しかし、海外ツアー参戦となる今年からは、様相が変わってきた。
今年の国内ツアー優勝翌日6月29日はヨネックスが大商いとなり、一時7%高。
その後も高水準の売買が続き、株価も強含みで推移した。
今までは、国内ツアーが中心とあって株価への影響も単発人気だった。
しかし、石川遼選手が海外ツアーに参戦することで、世界的ブランドであるナイキや
テーラーメイドなどとヨネックスが並ぶ姿が契約期間の5年間は世界に放映されることになる。
全世界に向けた中長期的なブランドの発信となることは株価にとっても、
持続力のある強力な追い風。
もちろん、昨年200億円とされた経済効果は、今年は倍増となってもおかしくない。
このメリットを最も享受するのはヨネックスとなるだろう。
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スポンサー企業の直接的な売上向上はもちろん、
株価も上げてしまうとは、石川遼恐るべし。
プロ選手のカガミです。
まあ、石川選手以外にも、世界で活躍する事で、
スポンサー企業のブランディングに寄与するインターナショナル選手は多いですが、
ナショナルクライアントクラスを背負って、しかも17歳で18社とも契約し・・・・・
その影では、マネジメント会社はもちろん、御両親の交渉がうまく働いているようですが、
最近、私の方へも、キッズやジュニアのスポーツ英才教育を望む両親からの連絡が
入るようになりましたが、
低年齢のうちから、御両親がスポンサー獲得活動を行い、
娘・息子の為に、頑張るケースも増えそうですね。
子供の競技の為に、
家族も頑張れ!
Get! Sports Sponsor!!!