■無料PDFレポート(A4*8頁)=資金難&NG続きの選手は必見
99%の選手がPush型企画書・価格不相応で成約できない→ここを改善すれば獲得率は上がる!
アドレス

2009年06月08日

地域密着クラブチームの未来

■ソース(DIAMOND 2009年03月24日)
http://diamond.jp/series/sports_opinion/10049/
■概略
チームがないのは、わずか11県。急拡大した「地方プロチーム」は本当に根付くのか
(企業スポーツ崩壊が後押しした、プロスポーツの地域密着型)

◇野球の独立リーグ、バスケのbjリーグで地方のプロチームが続々
05年に四国で「アイランドリーグ」が誕生。08年からは四国・九州アイランドリーグへ。

07年に新潟・富山等で「北信越ベースボール・チャレンジ・リーグ(BCリーグ)」が誕生。
09年は「関西独立リーグ」開始。又、05年にはバスケット「bjリーグ」が生まれた。

◇厳しい財政状況で選手にしわ寄せも・・・
J2昇格チームも、独立リーグも、bjリーグも財政状況は厳しい。

J2とbjの平均的選手の年俸は300万円程。独立リーグ選手は15〜20万円程の月給。
シーズンオフにはアルバイトをしなければ生活できないといわれている。

◇地方チームの希望の光、常識を覆したアルビレックス新潟の成功
Jリーグはプロ野球同様に、チームは大都市圏か、都市圏から日帰り観戦できる場所に
限られていたが、J1・アルビレックス新潟をきっかけに全国各地にプロが存在する事に。

新潟はウインタースポーツしか強い競技のない県なので集客が心配されたが、
地域密着の地道なPRや営業活動が実って、多くのサポーター・ファンを獲得。
4万2千人収容のスタジアムはほとんど毎試合満員で、浦和レッズと並ぶ観客動員力。

新潟の成功は、「地方都市ではプロチームは成り立たない」という常識を覆した。
いまやプロスポーツは、「地域密着」でなければ成立しない構図が生まれつつある。

◇“企業ありき”から“地域密着”へ地方にプロチームは根付くか?
Jリーグ17年、独立リーグやbjリーグが5年足らずで、各地に多くのチームができて大丈夫か。

例えば富山は、人口111万人は都道府県で38位なのに、3つのプロスポーツチームがある。
06年bjリーグの富山グラウジーズ、07年BCリーグの富山サンダーバーズ、
今年J2昇格のカターレ富山。
限られた人口で3チームが収益が上げられるのか、つまり観客動員を確保できるのか。

全国各地にプロスポーツチームが生まれるのは“時代の要請”ともいえる。
大不況で、企業スポーツは休廃部に追い込まれ、企業経費での運営が難しくなっている。

代わって生まれてきたのが、自らスポンサーを集め営業努力をして運営するプロチーム。
今はその流れで運営に奮闘しているが、採算が合わず、立ち行かなくなるチームも出てくる。

47都道府県に、地元に愛されるチームが生まれるのは理想だが、紆余曲折がありそう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

地域密着クラブチーム化は、
経済不況をきっかけとした企業スポーツ依存からの脱却という時代の流れ、
又、人の好みの多様化、生活状況の2極分化なども影響して、避けられないというか、
自然な流れで、今後も確実に増えますよね。
国も奨励しているし。

欧州に学ぶ、このスタイルは、スポーツの持続可能な運営・繁栄を考えれば
理想である事は間違いありません。
地域に支えられるスポーツ、地域に還元するスポーツ・・・この追求が重要。
企業CSRに絡めれば、寄付金や社会貢献費という、
これまでの協賛費とは科目の異なる支援を得る可能性も増える。

しかしながら、上記記事通り、深く注意しなければなりません。
ファン獲得面、スポンサー獲得面でバッティングするのは避ける事ができないでしょう。

それは、プロ・アマ関係なく言える事です。
地元地域民はかなりシビアに監査する日が来ます。
地域密着と謳えば謳う程に、その真価が問われます。

地元活動に参加すれば、又、地域キッズに競技指導すれば地域密着です・・・
等というような簡単なものではないですし、
そこに信用・信頼・感動などの共感が生まれないと、人は動かないケースが多い。

98年にNPO法ができて、今や3万団体以上が認証されて、
寄付金に頼る団体が数多く消えて、将来の寄付金確保の争奪から、
淘汰の時代が来る事と、上記の地域クラブの話は似ているように思います。

運営体制は、株式会社でもNPOでも何でもいいのですが、
欧州のように、地域民からのクラブ会費だけで運営をまかなうのは
かなりの年数が必要ですし、結果的にスポンサー企業の支援は絶対的に必要。
(クラブ化によって、複数スポンサーを獲得して良い点はメリットになるはずですが)
国は今後も成功例を示して、拡大を推奨していくのでしょうが、
これ以上の拡大には、かなりのリスクがあるのではと思います。
98年後のNPOは、認証数が増えているが、一方で消滅数も増えているのと
同じ道を辿らないでほしいと思います。

今後ますます、ファン(会員)獲得策・スポンサー獲得策が追求される時代になるでしょう。
それも競技同様に、勝負の世界だと思います。
(地域密着クラブ化が悪いと言っているのではなく、指導・指針・支援体制を早く
 追従して整備しないといけないはず・・・という、1つの考えです。)




posted by sports777 at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロスポーツの観客動員=集客策

■ソース
http://diamond.jp/series/sports_opinion/10055/
■概略
東京ヤクルトが必死の営業努力、観客動員数を増やす近道はどこにある
(セ・パ交流戦で観客減、ファンクラブで動員増を狙う)

◇ファンクラブ特典を充実させて動員数を増やしたい東京ヤクルト
交流戦動員数が最も少ないヤクルトが、集客の為に、格安の企画チケットを販売している。

球団経営40周年で、前身の国鉄スワローズ復刻ユニフォームを着てプレーする一環で、
交流戦2試合+Tシャツ付きチケットを4200円で販売。通常2試合7200円だから破格。


又、レギュラー・ファンクラブ年会費は5000円。入会特典で、ファングッズと外野自由席
5試合分の観戦チケットがもらえる。5試合7500円相当にメーカー製パーカーがプラス。
東京ヤクルトのファンクラブ特典は、12球団を見渡しても破格のサービスといえる。
大不況下で、人々にスポーツ観戦をする余裕がなくなっている今、こうした営業努力も必要。

◇無料招待券の大量配布でファンを増やした新潟の成功
Jリーグに観客動員を増やした好例がある。アルビレックス新潟だ。

99年にJリーグ参入当初は経営的に成り立つのか不安視されていたが、今では4万2千人
収容の東北電力ビッグスワンスタジアムで行われるホームゲームは満員の観客で埋まる。
Jリーグでは浦和レッズと並ぶ観客動員力のあるクラブになった。

この成功を導いたのは、Jリーグ参入当初、無料招待券を大量に配布したからといわれる。
ファンを作るには試合を見てもらうしかないと赤字覚悟でお客を招待。
娯楽の少ない土地なら、サッカーに興味はなくても、無料なら人は集まり、サポーターになり、
先を争ってチケットを買うという好循環が生まれた。

無料招待や採算度外視チケットは邪道と言われるが、好循環を作る為、思い切った策も必要。
東京ヤクルトも、そうした発想で、思いきった格安チケットやファンサービスを行っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヤクルトの営業努力は、よく聞いています。
集客策の他に、スポンサー営業もかなり動いているようですね。

上記は経営上、捨て身の策とも言えますが、
その先が計算されていれば、十分な戦略とも言えます。
経済不況が進む程に、多くの市場が低価格戦争になりがちですが、
(ユニクロ・1000円カット・ドンキ・各種価格破壊商品等の低価格サービスが伸びていますし。
 しかし、2極分化の時代で、少数ながら高額サービスも部分的にUPしています。)
でも、価格からの「お得感」による誘引は、集客策のOne of themに過ぎない。
価格面での捨て身策が必ずヒットするとは限りませんし。
経営者判断が問われる事になります。

野球やJより、他のマイナー競技はもっと大変。
競技名すら聞いた事もないと言われる競技種もありますから。

低価格の誘引策は、どうしても手が出せないという状況も多いのが現場の事実。
ではどうしたら良いか?
いや、ここでそう簡単に答えは出せませんが、方向性は出せます。
USA発のエモーショナルマーケティングにヒントが隠されているのではないかという事。
人の感情に訴求する手法です。
例えば、観戦に行く大義名分を作って、大会会場に行きたいと思わせる策を講じるとか、
観戦に行くと、競技観戦以外にこのようなメリットがあると伝えるとか・・・
(それらの具体案は、ここでは控えますが)
そこから、策をブレイクダウンさせると、色々な具体策が企画できるはずです。

これは賛成とは言えませんが、アイドルを広告塔にした大会だとか、
モータースポーツ*アニメという掛け算とか、
その他にまだ試されていない策もたくさんあるはずです。

若年層が何故ドンキで買い物をするか?
低価格だけでなく、商品を探す、溢れた商品に囲まれているという楽しみを
求めて出掛けるというのは有名な話。

1000円カットは、今の経済不況にマッチして、低価格だから繁盛するのも事実だが、
設立当初は、会計士・弁護士などの時間がない人達が、時間を節約する為に
1000円カットに行っていたというのも有名な話。決して低価格だけが特長ではない。

このように考えると、もちろん競技そのものを観てもらう為の集客策ではありますが、
ファンを育成して集客に繋げる為には、来場する為の階段を作ってあげる事も必要だし、
2次的メリットや3次的メリットに、気付かせてあげるのも一つの手になるのではないでしょうか。

無論、観客人口拡大と競技人口拡大は、複合的にクロスさせて考えなくては
ならないのですが、あえて個別に追求する事も大事です。

上記は、観客動員としての集客の話ですが、
スポーツジムの会員拡大や、プロ選手のファン拡大に関する策の考え方も
基本は全く一緒ですよね。
ファンメリット・スポンサーメリット・選手メリット・主催者メリット・・・
これらが重なる所が必ずあるはずです。
プラススパイラルに入れれば、スポンサー獲得もそれらの延長で簡単になりますし。

 
posted by sports777 at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
スポンサー獲得講座マニュアル.jpg
『スポンサー獲得講座・マニュアル教材』
◆このような企業が獲得しやすい!=ターゲット選定法
◆このような企画書が成約しやすい!=Pull型企画書構成法
◆このような交渉が成約しやすい!=ベネフィット・プレゼン法
◆その他、習得ポイント多数の全220ページ

数十社に交渉しても獲得できなかった選手が
¥数十万〜数千万の資金スポンサー、サプライヤー獲得の実績!