http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/95671
■概略
先日、経営難に苦しむ某スポーツチームの取材に加わった。
地域名が頭につき、ユニホームなどに広告を載せてスポンサーを集めているが、
毎年かなりの赤字が出ている。あるチーム関係者が発した言葉が印象に残った。
「特に地方の場合、今回の不況の中で、ユニホームスポンサーを引き受ける企業が
『ずいぶん羽振りがいいな』と変な目で見られがちなんです」
Jリーグを中心に地域密着型チームが増えた。
経営が苦しくなると「地元は何をしている」とつい考えてしまうが、話は単純ではなかった。
支援はしたくても横並び意識、周囲の視線が気になる。「地域密着」は難しいのだ。
一方で企業名が前面に出たチームは、企業側の都合で休廃部などになり、
運命を左右されやすい。
元気な企業が地域のクラブを心置きなく支援できる環境が理想だが…。
結局は景気回復を待つしかないのか。
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横並び意識というか、事なかれ主義というか、国民性なのかな?
確かに地方は、その傾向が高い・・・
しかし、スポンサーになるという事は、
本来、自社利益の追求ですし、周りの目を気にしている場合ではないと思いますが、
どうしても、そういうケースも発生してしまうのでしょうねえ、
もったいない。
この不況下で、全てのクラブがうまくいく仕組みは難しいと思いますが、
(まあ、それも勝負であるし)
勝ち残るクラブは、やはり創意工夫をしている訳で・・・
勝ち残る策をどれだけ出せるかという話に戻りますよね。