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2009年04月30日

スポーツ界を操る「保守派の政治家」

■ソース(2008年09月29日DIAMOND)
http://diamond.jp/series/sports_bubble/10007/
■概略

◇スポーツ組織に名を連ねる政治家たち
 「スポーツと政治は無関係だ」と考えている人がいたとしたら、それは大間違い。
スポーツは、明治時代から現在にいたるまで政治に利用され続けてきた。
そのことを端的に示しているのは、スポーツの総合統括組織の「日本体育協会」
の戦後歴代会長に政治家が名を連ねていることである。
【表1】【表2】
ほとんどが自民党議員。そのことは、重大な意味を持っていると見なければならない。

歴史的にスポーツ組織は、国策として進められた富国強兵の一端を担った事がある。

◇「麻生首相&森元首相」連合が積極的にスポーツを国策に利用

森氏は、日体協会長・日本ラグビーフットボール協会会長・JOC理事。
麻生氏は、クレー射撃とバスケットボールの会長を務める。麻生氏と森氏とが連合して
スポーツを積極的に国策に取り込んでいく方向にスポーツ界を動かす可能性もある。

◇スポーツ界よ、自立せよ!

スポーツ界は、保守政権、保守的政治家、文部科学行政などの呪縛を自ら解き放ち
自立しなければならない。自立は政治と無縁になる意味ではない。
むしろ、自立する事でスポーツ側から政治性を積極的に発揮しな
ければならない。

とりわけ重要なのは、平和についての取り組みである。

30年ぐらい前までは、スポーツ・体育関係者で、「平和」という言葉はタブーとされた。
保守派政治家や文科省は「平和」を口にすると「思想的に問題がある」とみなす傾向が
あったから。また、「国旗・国歌法案」の成立のためにスポーツ界が動員され、先導的な
役割さえ果たしたこともある。

戦後制定された憲法の精神である国民主権、平和主義、民主主義を実現するために
スポーツが果すべき役割は大きい。平和でなければスポーツはなりたたない、という
受け身に止まるのではなく、スポーツが平和をつくるという積極性が求められている。
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スポーツジャーナリスト・谷口源太郎氏に基本は賛成です。
スポーツと政治の関係は色濃い。
スポーツ界は政治を頼る事も必要でしょう。
しかし、頼るのではなく、両者で目標が一致する点ではより歩み寄り、
スポーツ界自ら政治力を持って交渉する位のスタンスも必要。

平和の話が書かれているが、
ちょっとこれは置いておいて、今の時代によりわかりやすく求められる
環境をテーマに話すと、
時代・社会に環境保護が常識となった今、
環境の目的と、スポーツの目的に共通項を持ち、
両者にメリットある推進を行う事も大事。

スポーツを行うには時間と場所が必要。
これを提供してくれるのは、地球環境・・・といった、少し壮大過ぎる感があるが、
それを現実的な活動体に掘り下げてアクションする事が大事。
そこに環境とスポーツの共生ができる。

もちろん、上記記事のように、ワールドピース=平和に繋げていく事も必要であろう。
戦争下ではスポーツなんて言っていられないのだから、
逆に言えば、スポーツは平和の象徴なのであろうし、
内戦状態の国に、経済面以外のアプローチとして、
文化・スポーツが寄与する事もあるであろうし。

その点、スポーツよりも音楽の方が進んでいる。
しかし、ちょっと注意が必要。
20年前のライブエイドでアーティストが280億円の募金を集めたが、
その額はアフリカが先進国に返済する債務額の1週間分だったとして、
主催者・アーティストが愕然となった・・・という話は有名。
これは、ワールドピースというよりも、人権保護の方の話だから、
微妙に異なるテーマとは言え、
スポーツに何ができるかを事前に深く研究して、アクションを起こす必要がある。

いずれにしても、スポーツは、単に楽しむもの以上に、何かしらの意味を
持たなくてはならない岐路にきていると考えられる。

 
posted by sports777 at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ビジネス優先で選手を商品化

■ソース(2009年04月20日DIAMOND)
http://diamond.jp/series/sports_bubble/
■概略
ビジネス優先で選手を商品化。スポーツへの尊敬なき日本の「新興エージェント」達


◇石川選手はなぜマスターズに出場できたか
石川遼選手のマスターズ出場には驚かされた。主催の会長は、特別枠で招待した。

しかし、ペイン会長の独断で招待したのではなく、裏で、世界的スポーツビジネスを
行うIMG(インターナショナル・マンジメント・グループ)がペイン会長を動かした。

IMGは世界のゴルフ界に決定的ともいえる影響力を持っており、タイガー・ウッズを
はじめ世界の有力選手を多く抱え、国際的ゴルフイベントも主催している。
そのIMGと石川選手は、今年1月に海外活動のマネジメント契約を結んでいた。
そして、クライアントである石川選手のマスターズ出場をIMGが仕組んだというわけ。


◇アスリート・マネジメントの草分けとなったIMG
1960年にIMGを設立したマーク・マコーマックは、プロゴルフのアーノルド・パーマー、
ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラウスとマネジメント契約をして、世界のゴルフ界に
売り出し、世界のスポーツ界から注目される存在に。

その後、マコーマックは、アスリート・マネジメントと連鎖させるかたちでスポーツイベント
のプロデュース・運営・テレビ放送権販売など多角化を図り、選手育成にも乗り出した。


◇ビジネス優先で選手を商品化。スポーツへの尊敬なき日本の新興エージェントたち

 

03年、マコーマックの死とともにIMGは「テッド・フォーストマン&リトル社」に買収され、
選手・イベント・テレビまでを掌握し「スポーツに介入し過ぎだ」と批判されたほどのかつて
の力はもはやない。菊池広哉・IMGシニア・バイス・プレジデントは、こう話す。

 「選手マネジメントでもっとも大切にしていることは、選手にベストパフォーマンスを発揮
してもらう事。選手の活躍がなければ、どのようなマーケティング活動も生じません。
IMGオフィスは、世界30ヵ国・70以上あります。海外で力を出し切れるようにサポート
するのが最大のメリット」。IMGと契約している日本のスポーツ関係者は、次のとおり。

松岡修造(テニス)、井原正巳(サッカー)、岩隈久志(プロ野球)、大山志保(ゴルフ)、
浅田真央、安藤美姫、本田武史、小塚崇彦(以上、スケート)。


◇芸能プロダクション系、広告代理店系などの新興エージェントの問題点
IMGのアスリート・マネジメントが広く認められてきた背景には、根底にスポーツそのもの
を尊敬するアメリカの文化があるのではなかろうか。
それに引き換え、日本の場合はどうであろうか――。
「たかがスポーツ」であり、文化たりえず、尊敬される対象になっていない。

日本での特徴は、芸能プロダクション系や広告代理店系のエージェントが参入し商品価値
のあるスポーツ選手との契約を巡って競争を行なっていることであろう。

そういうエージェントは、芸能タレント同様にテレビ・広告に“商品”と
して売り込む事はできても、ベストパフォーマンスを発揮するように
選手をサポートする意識も能力もない

にもかかわらず、芸能プロダクション系のエージェントは、選手のマーケティング収入の
40%前後の額をマネジメント料として取っている(ちなみにIMGは20%前後)。

スポーツそのものを尊敬することのない日本の現実が変わらない限り、スポーツでメシを
喰っていくというのは割に合わないし、虚しいのではなかろうか。田沢純一投手や北島康介
選手のように、日本脱出希望の若いアスリートが増えているのも当然といえる。

しかし、容易に希望が叶う訳でなく、企業スポーツ崩壊で、切り捨てられる選手達が多い。
アスリートもまさしく「貧困」に直面しているといえよう。
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さすがDIAMOND。
ズバッと書きましたね。

プロ選手は稼ぎ場は、どうしても広告(メディア露出)の世界。
賞金だけで食べていくのは難しい競技状況なので、
戦績を上げて、メディアに露出されるようになり、
そこへ協賛をつけて大金を得る形が、トップ選手の典型的な稼ぎポイントになる。

どう考えても、これは芸能タレントと一緒。
興行収入(試合観戦料収入)は基本的に興行主催者のもので、選手にはギャラ。
(プロは事前に計算された年間契約が多いが)
大会運営には金が掛かるし、より収入を得る為に、メディア交渉(放映権)も
しなくてはならないから、興行主側も大変。

この根本的な所を解決させなくては、今後も変わりません。
基本は、選手自ら情報武装して、自分のマネジメントは自分で行う・・・
しかし、競技パフォーマンスを上げる為には、
自分でマネジメントなんてやっている暇はないというのが本心であろう。
その為に、エージェントという職がある訳だが、
そうなると、その選び方を重視するしかないのでは?

他業界では、資格の有無とか、レピュテーション判断されるとか、
何かしらのモノサシを持って社会評価されているケースが多い。
スポーツマネジメント、エージェントの世界にはそれがないですよね。
(Jリーグ等は、資格ある者しか認めていませんが、他競技は誰でもOK)

だからこそ、選手側が見る目を持たなくてはならない。
それには、選手の目を育てる教育ですかね。

posted by sports777 at 14:24| Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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