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2009年04月04日

アイス西武解散、カリスマ支配で地域密着遅れ

■ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090331-00000101-mai-spo
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090331-00000162-jij-spo
■概略
西武の解散は、日本のスポーツ基盤の脆弱(ぜいじゃく)さを、改めて知らされた。
西武の前身のコクドアイスホッケー部は、72年、西武グループの総帥だった
堤義明氏の決断で生まれた。
当時日本リーグを構成していた5チームのうち、福徳相互銀行が廃部を決め、
4チームに減る危機に、西武鉄道のオーナーだった堤氏が、二つ目のチームを
作ったのだ。堤氏のアイスホッケーへの思い入れの深さがわかる。

しかし、堤氏がビジネスの第一線から身を引いたことで、企業内の特別待遇は
少なくなり、ついに西武グループとアイスホッケーとの長い付き合いもピリオドを打った。
そして約3カ月間の、チームの引受先探しも不調に終わった。
選手のほとんどは北海道出身。ホームリンクのある西東京市に密着したとは言い難い。
日本製紙と釧路市民、王子製紙と苫小牧市民のような、あるいは古河電工が撤退した後、
アイスバックスを立ち上げた日光ほど、地域との一体感もない。それでも最近は夏祭りに
チームごと参加し、学校訪問も続けてきた。市民の側もチーム存続の署名活動をした。
だが、遅かった。

年間約5億円といわれるチーム経費が問題だったと会社側は説明したが、
ある西武OBは「契約選手を置かない、などの工夫をすれば、かなりの経費削減は
可能だったはず」という。チーム存続の方策を考え抜いたというよりは、「先に廃部ありき」
の方針だったのでは、と思わざるをえない。
カリスマ・オーナーの意思で誕生したチームは、親企業のトップが変わったときに、
解散の運命にあったのかもしれない。
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企業とスポーツを考える題材となるアイスホッケー西武問題ですが、
上記記事には、色々考えさせられます。
他の企業と状況が違う点は、
西武(コクド)という企業がアイスホッケー部を作ったのではなく、
堤氏が作ったという事でしょうか。
確かにワンマン経営者の企業は多いものですし、
鶴の一声で、広告宣伝費も協賛費も、経費はどうにでもなる。

悪い面ばかりが報道されるが、
当時は全ての選手から感謝の意が集まった事だろうし、
ここまで長く(長いのか?短いのか?)維持できたのを、逆に拍手するべき
なのかもしれない(その判断は誰にもつけられないが)。

が、気になるのは、最終段階での対応。
署名活動も公開質問状も出ている中で、
例え設立当初とスタッフが違ったとしても、
現状のファン相手に不確かな対応はまずい。

今後、全てのスポーツのファンは、このような観点
(そのチームのCSR性・コンプラ性)をチェックしてから
応援する位の監査力が必要になるのかもしれない。
posted by sports777 at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なでしこリーグ・岡山湯郷ベルがNPO化

■ソース
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/soccer/bell/2009/2009/03/26/20090326111929.html
■概略
湯郷ベルがNPO法人化 なでしこL1部
女子サッカーのなでしこリーグ1部、岡山湯郷ベルの新たな運営母体となる
「岡山湯郷Belleクラブ」は25日、岡山県からNPO法人の認証を受けた。
近く設立登記を行い、これまでの任意団体「美作スポーツ&レジャークラブ」から
運営を引き継ぎ、基盤強化を図る。
同レジャークラブは法人格取得を目指し、昨年12月に申請していた。
NPO法人化により、社会的信用が高まることで会員やスポンサーが増え、
安定したクラブ運営につながる。
湯郷ベルの黒田和則ゼネラルマネジャーは「法人化で、より地域に根ざした活動が
できる」と話している。
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NPO認証が通ったようです、良かったですね。
ココからが運営の本番、頑張って下さい。
posted by sports777 at 07:53| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

F1、ブラウンGPにスポンサーが殺到

■ソース
http://www.topnews.jp/f1/9749.html
■概略

メルボルンからマレーシアのクアラルンプールに到着したブラウンGPのCEOである
ニック・フライが携帯電話の電源を入れると、チームのスポンサー候補者たちから
無数の着信があった。

元ホンダF1のチームはスポンサーのロゴがまったくないクルマと共にメルボルンに
到着したが、ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長とその小切手帳を
オーストラリアに誘い出すにはそれで充分だったようだ。

ヴァージン・グループの完全な支援を先延ばしにしたことでその価値は数百万ユーロ
に上昇し、CEOのフライは他のブランドがブラウンGPの成功に協力したいと申し出ている
ことを明かしている。

『Times(タイムズ)』紙にフライが語ったところによると、その多くがブラックリーに
拠点を持つブラウンGPの名に興味を示しているという。

「われわれがイギリスのチームであることに気づき、つながりを持ちたがっているんだ。
ジェンソン・バトンの勝利が素晴らしい効果を発揮していることは疑いようがないね」

「ヴァージン・グループ以外にも他の企業が(スポンサーに)なってくれることを望むよ」
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ふむ、確かに先日の1.2フィニッシュを見れば、
候補者は動くでしょうね。
モータースポーツの位置付けは、海外と日本では異なりますから、
スポンサーシップに関しても周辺事情は全く異なります。
日本では、1戦位では、そこまで企業サイドの動きが出ない可能性が高いし・・・
日本の国民性でしょうか、
石橋を叩いて渡る傾向と言いますか、
そういう観点では、海外は話が早い。

posted by sports777 at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヴァージン社、ブラウンGP3000万ドルのスポンサー

■ソース
http://www.topnews.jp/f1/9758.html
■概略
ヴァージン社、ブラウンGPとの3000万ドルのスポンサー契約に同意

ブラウンGPは今般、2010年のヴァージングループとの主要スポンサー契約に
合意したと雑誌『SportsPro(スポーツ・プロ)』が2日(木)に報じた。

2009年の契約は1レース25万ドル(約2500万円)で、現行の条件を維持する。

マレーシアでは、BGP001マシンに一週間前のメルボルンで使用されたと同様の
ヴァージンのブランドマークが使用される予定であるが、チームスタッフの制服や
ドライバーのオーバーオールはノーマークのままである。

しかし、2010年は、スポンサーシップは3000万ドル(約29億9000万円)に
跳ね上がりヴァージンは追加スポンサーにマシン上のスペースの販売権を得る
ことになる。

この契約は、マールボロが装飾に関する専有権と追加スポンサーへスペースを
販売することで契約金額を相殺する権利を有する、フェラーリとマールボロの
スポンサー契約に似ている。
内部関係者は言う。「もし、(ヴァージン)が8000万ドル(約79億7000万円)を
手に入れれば、そうなるだろうが、5000万ドル(約49億8000万円)を手元に
残すことになる。いい契約だ」
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という事らしいです。
コストダウンと言っても、F1は金が掛かります。
しかし、そもそもF1は、金に糸目をつけずに、最先端技術で戦うという名目が
あったのですから・・・・
と言っても、世界同時不況で金が無ければ走れないから、
理想を取るのか、現実を取るのか・・・
FIAは現実路線に向っているが(そう言い切っていいのか?)、
この先のF1は、いや、モータースポーツはどうなってしまうのか?

posted by sports777 at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツNEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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