http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090305-00000598-san-socc
■概略
Jリーグ、胸スポンサーなしが4チームも 不況と内規の板挟み
7日に開幕するサッカーJリーグで、ユニホームの胸スポンサーがいまだに決まって
いないチームが目立つ。昨年からの経済不況を反映する象徴的な現象
だが、掲出できるロゴに制約がある等「出したくても出せない」複雑な事情もからんでいる。
先月27日に開かれたJリーグ開幕前会見。計36クラブの選手がユニホーム姿で
勢ぞろいする中、1部(J1)の山形と大分、2部(J2)の東京V、岐阜、福岡の
計5クラブのユニホームの胸には、何のロゴマークもついていなかった。
岐阜と福岡は昨季も胸スポンサーなしで1季を戦った。「県内に大きな企業がなく、
大口スポンサーがなかなか見つからない」(岐阜)うえ、おりからの経済不況で
スポンサー離れはさらに加速。胸どころか背中や袖のスポンサーも決まっていない。
マンチェスター・ユナイテッド(マンU=イングランド)の胸スポンサーである米保険大手、
アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が破綻(はたん)寸前に追い込まれ、
マンUとの契約を更新しないと発表するなど、
不況の波は世界的規模でプロスポーツ界に影を落とす。
もっとも、原因は不況だけではない。今季で3年連続胸スポンサーなしでの開幕を迎える
大分は、有力スポンサーの「マルハン」がパチンコホールを経営していることから
「ユニホームスポンサーとしてふさわしくない」として、Jリーグから「NO」を突きつけられている。
Jリーグはユニホームスポンサーに関する内規で、青少年への悪影響に配慮して
ギャンブル性の高い業種などとの契約を自粛するよう定めている。
また酒造メーカーについても「紳士協定」で自粛申し合わせがなされている。
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厳しい現実ですが、それでも獲る工夫をしなければ。
Jリーグは、地域密着を理念に掲げています。
これだけ広告露出効果が問われる時代になったのですから、
やはり、地域密着、いえ、もう少し広義に捉えて社会密着という観点から
アプローチしてはどうでしょうか?
業種によっては、不況を理由として業績が落ちているので、
ものを売る為には、やはり広告よりもPRが重要な時代になっています。
PRには、人対人の信頼できる情報が必要ですから、
それらは社会密着に相通じます。
社会密着にも繋がる間接的な資金調達戦術は、
バルセロナが発信済み。
企業サイドも、ものを売る為には、支持・共感が必要と認知済みですから、
企業のCSRと、社会密着はマッチングできるはずです。
各チームには頑張って頂くしかないです。
まず、現状の協賛依頼書を全て見直してはどうでしょうか。