http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000018-nks-spo
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000018-mai-spo
■概略
ミキプルーン休部、テニス界にも不況の波
テニス界にも企業スポーツ撤退の嵐が吹き荒れた。
現在、日本リーグ男子で3連覇中で、通算6度の優勝を誇るミキプルーン(三基商事)が、
22日の08年度の優勝を最後に休部することが23日、分かった。同社の関係者によると、
テニスで全国にアピールする当初の目的を達したためという。
将来、復活の可能性を残しているため休部としたが、実質的な廃部といえそうだ。
3連覇を達成した22日に、所属選手に休部が伝えられた。
現在、錦織圭に次ぐ日本男子NO・2の添田豪(24)、昨年の全日本準優勝の伊藤竜馬(20)ら、
日本男子の強豪が所属契約を結んでいるが、契約期間満了で打ち切られる可能性が出てきた。
テニスの日本リーグは、昨年、大麻取締法違反で有罪判決を受けたプロ選手が所属していた
旅ポケドットコムが撤退したばかり。今度は王者ミキプルーンの撤退で、リーグの痛手は
計り知れない。日本テニス協会関係者も不安を隠せないようだった。
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■ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000057-jij-spo
■概略
女子の荏原も休部=所属プロとの契約打ち切り−テニス日本リーグ
テニス日本リーグ女子の「荏原」が今季限りで休部することが24日、分かった。
所属プロとの契約を先に終了した日本リーグ限りとし、部としての活動を終える。
昨今の厳しい経済状況を背景に、会社が決断したとみられる。
同チームには昨年のAIGジャパンオープンなどに出場した米村明子、
全日本室内選手権を制した久松志保が所属している。
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競技種を問わず、厳しいですね。
(テニスに限らず、全般論を話すと・・・)
日本の主力選手、これから活躍する選手の所属先が消失するようでは、
練習に専念できない状況が目に浮かびます。
(マネジメント会社にも所属しているなら、まだ気持ち的に楽でしょうが)
選手サイドも、プロでもセミプロでも、
常に自分自身のマネジメントをしなければならない時代です。
よく考えてみれば、
スポーツ選手は、1人会社の社長、もっと簡単に言えば個人事業主。
競技はもちろん、自分のマネジメントは自分でやらなければならない。
外部からの協賛金調整、
企業スポーツなら正社員でなく、外注社員という心構えで報酬調整等、
基本は全て自分で判断する事が求められる。
プロに近づく程に資金面で余裕ができれば、
その作業を外注依頼=つまりマネジメント会社に依頼するとか、
マネージャーやエージェントを使う事となる。
よって、選手はどこの企業に所属するかを、経営者感覚で選択しなければならない。
経営者感覚で選択するという事は、
決して競技環境・競技事情の条件だけでは決まらないという事。
12月末の世界同時不況など読めないというでしょうが、
確かにそれはスポーツ選手でなくても読めなかったものでしょう。
しかしながら、読む努力はしましょうという事です。
そこには、経営者感覚が必要と言いたいだけです。
スポーツ選手は1人会社の社長=経営者(個人事業主)なのですから。
(某レーシングチームのS先生も全く同じ事を講義していました。
スポーツ選手は、基本的には誰も頼らず、一経営者として、
全て自分で責任を持つ思考・行動が求められるということ。
一般サラリーマンより、自分自身を管理する事が必要という事です。)